必要ないと思いますが、今回確認できた内容です。

【現象】
・Graphics::TBitmapのTCanvasを使用し文字・Lineなどを描画すると、Deleteを行ってもメモリーが解放されない。
・Deleteを行わず使いまわす場合、同じ画像サイズでは問題ないが、画像サイズを変更するとエラーが発生する。
・サイズを小さくする方向では発生しにくい、大きくすると必ず発生する
・ただし、Width・Heightを0にする場合と、0から変更する場合はエラーが発生せず
・Width・Heightを0にしても、Delete->Newを行うとリークする
・TCanvasのインスタンスを何らかの方法(Delete、Free、FreeInstance等)で解放してからTBitmapのDeleteを行うとエラー
・LoadFromFileを使用するとリークするため、BitmapをByte配列で読み込み、ScanLineを使用しセットする

エンバカデロに問い合わせしたところ、下記のような返答を頂きました。

ご質問の内容ですが、無償のインストールサポートの範囲ではなく有償のテクニカルサポートの範囲です。
また、XE5に関しましては既にサポートが終了しております。
そのため、ご質問の内容について弊社バグトラッキングシステムを確認致し、回避方法の提示があるかを確認致しました。
いくつかビットマップのメモリリークの報告がございましたが、回避方法についての情報はなく、次バージョン以降で修正されているという内容でした。
恐れ入りますが、この現象が現在サポートを行っております 10.2 Tokyo, 10.3 Rioで発生する場合は、有償のテクニカルサポートにて対応いたしますのでご依頼ください。



メモリリークを最小限に抑える方法として
・TCanvasを使用する場合、可能な限り使いまわす。
・サイズ変更を変更する場合は、一度Width・Heighを0にしてから行う