>>365
>資源のように解放するタイミングが比較的重要なものこそデストラクタが向いているだろう。
少なくとも初期のころのC++は、そのようなことがデストラクタの主目的ではなかった。
今、GCでやっていることが効率が悪いことを見越して、かつ、メモリー安全性を確保するために
発明されたのがデストラクタだ。

数日前にも、ファイルハンドルなどのリソースをRAIIを使ってデストラクタで閉じようとすると、
失敗した時に対処できなくなるという非常に難しい問題が生じることが議論されていた。
メッセージボックスさえ出すことができないかも知れないのだ。
メッセージボックスを出そうとすることがむしろ仇となって、その瞬間に大切なデータが保存できて無い
アプリもろともダウンしてしまう可能性がある。

なぜそういうことがおきるかというと、もともと、デストラクタは、失敗する関数をそこに
含めることを想定していなかったからだ。