>>510
Cの場合、リンクリストは経験的に言えば、簡単に扱えるので結構安全。
すっきり分かり易いので安全になる。動作が素直だし。

むしろ、途中削除、途中挿入した場合、配列の方が扱いが難しい。
リンクリストは他のノードのアドレスが変わらないのでポインタの値は
変化させなくて良いが、配列の場合は操作をしたノードより後ろに
有るノードの添え字番号がずれてしまうため、そのたびに
管理番号を付け替えるようなことが必要になってしまい、
データ構造が複雑な時に管理がとても大変になる。
リンクリストだとそのような手間が要らないので便利。

ただし、(配列, 添え字) <--> (リンクリスト, アドレス) の双対関係
は常に念頭に置いておく必要がある。後者は基本的には決して
添え字(通し番号)を使ってはいけない。なぜなら、それは後者においては、
ID値としては使えないから。

ただそもそも配列は、添え字はID値としては不十分というか、配列には絶対不変の
ID値が存在しない。リンクリストはアドレスが絶対不変のID値として使える。