TJ6月号情報
☆GW商戦総括
全体的に苦戦を強いられ一般玩具トータルで昨対95%、男児玩具は90%、女児玩具は105%という結果だった。
男児玩具は前年より10%落とす結果。原因は明確で、バンダイ男児キャラクターの苦戦がそのまま全体の前年割れにつながっている。
特に戦隊が苦戦し、売場によっては5掛け(半分)のところも。ライダーも昨年が好調の分、比率で言えば苦しい状況。
一方女児玩具は昨対をクリア。プリキュアが新製品の好調に加え2つのメインアイテムも好調に推移し昨対をクリア。
マジマジョピュアーズも前作を大きく超える動き(前作比350%)で十分な貢献となった。
☆大手に聞く
(タカラトミー 事業総括本部 営業統括室長)
ガールズは昨対230%と良く、マジマジョピュアーズが前作比350%を達成した事が大きい。
イベントでは累計5千人以上集め、販売金額も他の女児キャラクターと遜色ないパワーを持つまでになっている。
消費者の方に実写特撮シリーズが認められたと思っている。
(バンダイ トイ戦略室ゼネラルマネージャー)
トイ3事業部トータルで昨対81%。戦隊の苦戦が全体に大きく影響する結果となった。
戦隊は3月の段階ですでに危機感をもっていたが、GW商戦の結果を改めて受け、できる手は全て打っていこうと動いている。
戦隊が重要IPという位置づけは変わらないので、消費者の動向を把握して今後の方向性を決めていく。

☆玩具販売実績ベスト150(4.1〜4.30) ※戦隊、魔法×戦士のみ
9位:VSチェンジャー(ルパン) 19位:ルパンカイザー31 31位:VSチェンジャー(パト)37位:ダイヤルファイター(鋏)
45位:マジョポルテDX 46位:グッドストライカー 62位:パトカイザー 97位:マジョカルミナ 109位:ダイヤルファイター(青)
110位:ダイヤルファイター(嵐) 119位:トリガーマシン(バイク)