JR北海道 運転士が安全装置「切」で不正運転 ペダルから足外したまま走行 3年前から
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2017年10月、JR北海道の運転士が、列車の安全装置を不正に操作し、列車を運転していたことが30日、分かりました。
運転士は、足で踏んでいなければならない安全装置のスイッチを「切」にして、運転していたということです。
JR北海道によりますと、JR北海道・函館運輸所に所属する男性運転士(60)は、2017年10月23日午前6時40分ごろ、
函館発・森町行きの普通列車で、「デッドマン装置」のスイッチを「切」にして、ペダルを足で踏まずに運転していたといういことです。
今回、運転士が不正した「デッドマン装置」は、走行中に、運転士が意識を失うなどして、ペダルから5秒以上、踏まれていない状態になると、
自動で非常ブレーキがかかる安全装置です。定員96人の列車には、当時、約35人の乗客がいましたが、けがなどはなかったということです。
この運転士は、スイッチを切った理由について、「ペダルを踏み続けると膝が痛い」と話していて、2014年夏から同様の行為を繰り返していたということです。
JR北海道は「このような事象が発生しないよう指導を徹底していきます」とコメントしています。