大陸の図体がでかいだけの国々(欧州のゴチャゴチャしたところもだが)では
自然災害に対する意識の統一なんて程遠いぐらい困難だろうし、
何かを売りつけたいならその地域ごとに柔軟に対応したものが求められるのはまぁ当然の事かと。
先日起きたメキシコの地震の被害状況を見ても、全く鉄筋が入ってない建築物や、
申し訳程度に鉄筋はあるが、針金レベルに細いものなどがかなり見受けられるし、
現地の意識、最低限の施工でとりあえず様になれば良しみたいな風潮もあるし、
こんな地域で日本仕様の“念には念を”的な堅牢で高価な建築物は設計する事自体が困難かと。
しかし先日起きた北陸新幹線の建設中のトンネル落盤陥没事故を見ても、
日本だから確実に安全か?という疑問も常にはあるんだなぁ。