最初から長持ちさせる気持ちが微塵もなく、一度か二度だけ動いて見せて、
その後は解体処分でいいというなら蒸気機関車であれば比較的容易いだろう。
可動部の何もかもが固着した静態保存の状態のまま
少々の空気漏れなどものともしないボイラ爆発レベルの
超高圧のエアーをシリンダーに送り込んでやれば
幾重にも塗ったくられたペンキをバキバキ飛び散らせながら
盛大にロッドを介して車輪を空転させる事ができるだろう。