さらにいえば、現状で強調されている極端な出典至上主義は、
書き下ろし原稿を排除し、出典文章の巧妙な言い換えによる実質著作権侵害紙一重へとwikipedia記事を導いてしまう。
しかも原典の意味とは微妙に違って記事の質を落としてしまう。
Licsak氏が「改めて書き直せ」と例示した書き換えなど典型だろう。

読者がそんな生きの悪いフェイク記事を読まされておもしろいと思うだろうか?
大昔に「リーダーズダイジェスト」というアメリカ輸入の翻訳要約雑誌が
あって、米軍占領中はかなり売れたようだけど、独立後は激減して
直接ナマを読んだ方が面白いから潰れてしまって再建の動きなどない。

書き下ろし原稿でどう正確妥当な記事にするかという追求がされるべきではないか。
コピペ臭紛々にしてしまう過度の出典主義は控えなければ。
記事を常連ライター個々の領地みたいにして、本職など正確な生の知識を持つ人たちを陰湿に排除していくやり方はwikipedia破壊だ。