図書館で過去の近畿圏の鉄道事故に関する書物を漁ってみたら、多少の軌道の横ずれは、
停まれないと判断すれば一か八かでそのまま通過したという事例が結構見られた。
もちろん当該地点を通過した上で停車して連絡の上で後続や対向列車を阻止したわけだが、
案外、少々の異状なら軌道に負担をかける力行も制動もせず惰行で通り抜けた方が結果オーライなのかもしれない。