明日には蜂の巣になった自殺の遺体発見だとみんな言っているよ

警察官撃たれ死亡 同僚の警察官が撃って逃走か 滋賀 彦根
2018年4月12日 0時07分

11日夜、滋賀県彦根市の交番で、41歳の巡査部長が頭などから血を流して倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は一緒に勤務していた19歳の巡査が巡査部長を拳銃で撃ち、パトカーで逃走したと見て、殺人の疑いで行方を捜査しています。
11日午後9時前、滋賀県彦根市の河瀬駅前交番で、井本光巡査部長(41)が頭と背中から血を流して、うつぶせに倒れているのが見つかりました。
井本巡査部長は現場の状況から、背後から拳銃で撃たれたと見られ、病院に運ばれましたが、死亡したということです。
滋賀県警察本部は当時一緒に勤務していた同僚の19歳の巡査の行方がわからなくなっていることから、巡査が拳銃で撃ったと見て、殺人の疑いで行方を捜査しています。
警察によりますと、巡査部長が倒れているのが見つかった30分ほど前には、交番から5キロほど離れた隣町の愛荘町の田んぼに交番のパトカーが突っ込んでいるのが見つかっていたということです。
警察は巡査がパトカーを乗り捨てて拳銃を持ったまま逃走していると見て、付近の住民に外出を控えるなど注意を呼びかけています。
これまでの調べでは、拳銃には3発の弾が残っている可能性があるということです。
警察によりますと、巡査は去年4月に警察学校に入り、ことし1月末に彦根警察署に配属されたばかりだったということです。

交番は駅前 周辺には住宅街も
滋賀県彦根市にある河瀬駅前交番はJR東海道線の河瀬駅前にある交番で周辺は住宅街が広がっているほか、学校などもあります。彦根市中心部にある彦根城からは南に7キロほど離れています
パトカー発見現場近くの住民「怖い」
パトカーが発見された愛荘町の田んぼからおよそ100メートル離れた自宅にいたという男性は「このあたりは東近江警察署の管内なのに、彦根警察署のパトカーがたんぼにはまっていた。