JR根室線芦別―東鹿越、再開に数週間か 架道橋破損事故
11/26 14:58 更新
https://www.hokkaido-np.co.jp/article_photo/list?article_id=367171&;p=5030870&rct=n_jrhokkaido
 【芦別】21日午前5時ごろ、芦別市野花南のJR根室線で、国道上を通る架道橋に走行中のトレーラーに積まれた油圧ショベルが接触し、橋桁の一部を破損した。
JR北海道は安全確認のため、芦別―東鹿越(上川管内南富良野町)間の運転を終日見合わせ、普通列車17本が運休した。JRはこの区間の全線の運転再開には少なくとも数週間程度が必要との見通しを示した。

 JRによると、架道橋は富良野―野花南(芦別市)間の国道38号にかかる橋で、ショベルのアームが高さ4・6メートルの鉄筋コンクリート製の橋桁の底部に接触。長さ約4メートルにわたって底をえぐり、鉄筋がむき出しになった。

 橋桁は強度を増すため、内部に補強用の金属ワイヤが通る「シース管」が埋め込まれている。
JRは22日以降、破損状況を調査し、ワイヤに損傷がなければ数週間で運転を再開できるという。ワイヤが破損していた場合は、橋を造り直す方針で、不通が数カ月に及ぶ恐れもある。

残り:140文字/全文:545文字
全文はログインまたはお申し込みするとお読みいただけます。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/367171?rct=n_jrhokkaido