札幌テレビ
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大きくレールから外れ、2本の軌道をまたぐように止まってしまった函館市電。
(東海林記者)「電車は車輪がレールから完全に外れて、車体が斜めになった状態で止まっています」
車両の周りには、雪をはらいながらレールの状態を確認する職員の姿も見られます。

午後1時ごろ、谷地頭発湯川行きの市電が「市役所前」と「函館駅前」の間を走行中に脱線しました。
函館市企業局によりますと、当時この市電には乗客・乗員11人が乗っていましたが、けが人はいないということです。
この脱線で現在、函館市電は折り返し運転や運転見合わせ区間で代行バスを運行するなどして対応しています
(函館市企業局 西村仁志主査)「きのうあたりはササラ電車も走っていましたし、除雪は適切に行ってはいました」
函館市では、脱線が起きたころの午後1時の時点で積雪が27センチと平年に比べ3倍以上となっていて、
函館市企業局は平年より多い積雪の影響で脱線した可能性もあるとみて詳しい原因を調べています。

https://www.stv.jp/news/stvnews/cs3pdu000000btcp.html