青山学院 王者の底力=箱根の強さ証明−箱根駅伝
時事通信 1/3(水) 19:08配信

昨年までの3連覇とは違い、往路で東洋大に屈した青学大。だが、
出だしの6区で早々にトップを奪うと、その後は余裕のレース運びで王者の底力を示した。

東洋大と36秒差でスタート。「6区で捉えられる」。原監督の読み通り、
3年連続で山下りを任された小野田が15キロすぎに逆転。初の区間賞の走りで52秒差をつけた。

この勢いに乗って、7区の林は初出場ながら区間新記録の快走。3分28秒差に広げて独走態勢。
主軸の下田を復路まで温存したのも、分厚い戦力に自信があるからこそだった。
当日変更で8区に入った下田は3年連続で区間賞を獲得した。

 学生3大駅伝の3冠を遂げた昨季から一転、今季は出雲、全日本大学で敗れた。だが、
過去3年間の練習量、記録などを指標とし、「必勝メカニズム、勝利の方程式を確立した」(原監督)。
これまでと劣らないことを確信した上で、箱根に臨んだ。