2018年5月13日（日） 23時00分〜23時30分
野生動物の宝庫、釧路湿原。
この地で絶滅の危機に瀕したオオワシやオジロワシ、シマフクロウなどを専門に治療し野生復帰に務めているのが、
猛禽類専門の獣医師・齊藤慶輔だ。
越冬のため北海道に渡るワシは、風車や列車・自動車との衝突、鉛中毒などトラブルが絶えない。
独自の治療法を編み出し、助からなかったものは死因を究明ーやると決めたらわき目もふらず突っ走る、
保全医学の立場から調査研究を行う齊藤の日々に迫る。
プロフィール：獣医師/齊藤慶輔
1965年埼玉県生まれ。幼少期をフランス田園地帯で過ごし、野生動物と人間の共存を肌で感じる。
日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)野生動物学教室卒業。
1994年より環境省釧路湿原野生生物保護センターで獣医師の活動を開始、2005年猛禽類医学研究所を設立、代表を務める。
傷病鳥の治療と野生復帰に務め保全医学の立場からの調査研究を行う。ハンサムな外見に似合わず“熱い人”５３歳
