探検
民放ドキュメンタリー鉄道666【2018年春～秋】
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ぐるぐる回ります。
六本木、汐留、お台場。
乗客はほとんどいません。
誰にも顧みられることのない路線。
その路線番号からもわかる通り、
「悪い予兆」は運命づけられているのです。
立ち寄る駅にはいつもゴミだらけ。
降りても何の得にもなりません。
時間の無駄。
徒労。
時には失望。怒り。諦念。
しかし稀に、本当に稀に見出せるダイヤが見つかるから。
主人公のドキュ郎はキカイの体ならぬ、
人を動かす真のキロクを求めて旅立つ少年。
謎の美女、メータルが寄り添います。
ドキュ郎は秋までに希望のモノを見つけられるのでしょうか？
「南京事件Ⅱ」
「歴史修正という闇（仮）」
制作：日本テレビ 取材：晃住周作 D：境一敬 チーフD：清水潔
かつて日本が行った日中戦争や太平洋戦争。
残された兵士のインタビューや一次資料を分析、
さらに再現ＣＧで知られる事のなかった戦場の全貌に迫る。
政府の公式記録は、焼却されるなどして多くが失われた。
消し去られた事実の重みの検証を試みるとともに
現代に警鐘を鳴らす。
内容要約
シリーズ1作目は2年半前に放送。
＃2293 2015年10月4日 25:10～ 55分
「南京事件～兵士たちの遺言～」
制作：日テレ
15年のNNNドキュメントで年間最優秀賞を得た回。
当時の南京虐殺に参加した日本軍兵士の証言を積み重ね、
明らかに日本軍は2回にわたり、約2万人もの中国人を
皆殺しにした、と結論付けた前回。
この放送後にも、まだ虐殺を否定する声が上がった。
「あれは捕虜を解放したけど、敵が襲ってきたので
やむなく鎮圧しただけのこと。虐殺ではない」と。
稲田朋美ら自民党議員も虐殺否定をいまだに叫ぶ始末。
今回この「たわごと」の根拠を真摯に検証してみた。
まずは前回の振り返り＆追加の新事実紹介から。
旧陸軍省参謀本部。
1945年8月。敗戦直後。
この建物の裏手で3日間たき火が燃えていた。
それは軍の機密資料を焼却した火だった。
約50年後の1996年、防衛省の敷地内で
当時の燃え残り資料が偶然？発見された。
これを通称「市ヶ谷台史料」という。
番組はその現物を閲覧した。TV取材初である。
焦げて一部分～大部分が欠損してる史料は
1枚1枚、台紙に貼られて保管されていた。
その中の1枚に
「敵国首都、南京を攻略すべし」と書かれた命令書があった。
これ以外の南京攻勢の資料はすべて焼却されてしまっている。
福島県在住の研究家、小野賢二さん68歳。
彼は南京虐殺、とくに65聯隊の兵士たちを
探し出し、彼らの日記(陣中日記)や
証言をカセットテープ、ビデオテープに記録し続けている
約200人分を収集。
65聯隊にいた、あるいはかかわった日本軍兵士30人が自分の日記に記している。
これは「一次資料」である。
番組はこの資料をもとにCGで虐殺を再現。
南京の中心部は城壁で囲まれていた
日本軍は四方八方から大隊を取り囲ませた。
64聯隊は揚子江沿いに進軍し、
川を渡れなかった市民を多数捕虜として拘束・監禁した。
日本軍は記事を検閲し、都合の悪い情報はすべて禁止にできた。
当時の朝日新聞記事には「南京の捕虜は1万4777人」とある。
敗戦で日本軍は新聞社に不許可写真の焼却を命令。
記録映画フィルムも大量に焼却した。
毎日新聞大阪支社は命令を無視しひそかに写真を保存した。
「1937年12月16日、
数日間何も食わせず監禁した5000人の中国人を。
女子供老人もいる。飢餓で草を食ったり、小便を飲んでいた。
全員を後手に縛り、夜、揚子江沿岸に集め、
機関銃乱射で虐殺。逃げようとする中国人の人の山は高さ3mにもなった。
その後銃剣で死体も瀕死もかまわず突き刺してとどめを刺し
数千の死体を川に流した」
「12月17日夜は別の揚子江岸で1万人を機関銃乱射、銃剣とどめで虐殺」
16日の虐殺現場は揚子江岸の海軍倉庫の周辺。
幕府山を右に見て、上元門という集落を左折してむかう。
捕虜は飲まず食わずでヨロヨロ。
列から逃げ出すやつは即射殺。
午前中に倉庫の壁に穴をいくつも開けて
機関銃の発射口をつくる。外から見たら何かはわからない。
倉庫内に電話を引いた。これは簡単にできる。
兵士は隠語で虐殺を「お客さんを処理する」と言い換えた。
捕虜は川の方を向いて5000人が座らされた。
川には海軍の軍艦が停泊。
ピー、という笛の音を合図に乱射開始。
1分600発。それを15～20分続けた。
銃口が熱で真っ赤になった。
こうなると弾が暴発するので、翌日は濡れた軍服を巻いた。
1万人が有刺鉄線で囲まれた広場に座らされた。
外側にはいくつもの機関銃発射台が高台にカモフラージュされて設置。
揚子江川の両端の松明が燈ったら乱射開始。
とどめの銃剣部隊が残りの生き残りや死体を刺殺。
この時、生き残りの捕虜に剣を奪われ殺された日本兵もいたそう。
番組は南京に飛び、当時の現場の特定をした。
16日の現場は現在は造船所になっていた。
陸からも川から船でも近づけない。
17日の現場はフェリー乗り場に。
当時の面影は一切残っていなかった。
小野のビデオインタビュー映像。当時の兵士だった老人の証言。
「当時の日本軍はキチガイだった。天皇の軍隊ということで
虐殺することに何も感じていなかった。
何万人と殺しているのは間違いない」
ここから番組は虐殺否定の一つ一つを論破していく
「捕虜の中には中国人の民間人を装った便衣兵がいる。」
捕虜になった時に武器は取り上げられ焼却されている。
虐殺された中に攻撃してこれる兵士はいない。
「両日の捕虜集結は捕虜を船に載せて解放させるため。
ところが対岸から中国船が攻撃してきた。
捕虜が戻ってきて暴動化したため
やむなく鎮圧のため機関銃を乱射した」
というたわごとが最近出版の南京虐殺否定本に書かれている。
これらの主張の根拠は何か？
するとそれらの根拠は1970年～80年代の書籍の引用だった。
1969年出版の「郷土部隊戦記」。
第65聯隊の出身地である福島県の遺族会の編著書だった。
この本で上記事実を主張しているのが
65聯隊の聯隊長だった両角(もろずみ)業作(長野出身？)だ。
彼の文章は1962年の福島県の地元新聞の連載記事の転載だった。
「捕虜を解放したものの大混乱になり、いくら制止しても聞かないので
仕方なく発砲した。日本兵7人が死亡した」とある。
番組は会津若松市へ。自衛隊資料館にある当時の第65聯隊組織図でも
両角の存在を確認できた。
両角は新聞連載直後の1963年に死亡。
さらに本人の日記？が残る。
そこには
「12月17日、南京入城式。捕虜解放。」とある。
12月16日には「虐殺」も「解放」も記されていない。
この日の数千人の捕虜の行方がなぜ書かれていないのか？
実は両角は南京入城式に出ていて、虐殺現場にはいなかった。
現場の指揮は、両角の部下、田山大隊長がとっていた。
田山の護衛兵だった上等兵の日記。
「12月16日、2500名殺す」
「12月17日、俺たちは今日も捕虜始末。1万5000」
インタビュービデオの証言。
「敗戦後内地に戻ってから田山から
『たのむからあの事だけは喋らないでくれ』と頼まれた。
戦犯になるのを恐れていた。
第一、載せる船もないのに解放する、などと下手な嘘をつくのは
とんでもない詭弁。」
安部輝郎(てるお)さん85歳。
「両角大佐の家へ2回訪問して各5時間インタビューして
書いたもの。軍から殺せと命令されたが自分の判断で
解放した、と言ってました」
番組は両角の「日記」を見せる。
D「両角は虐殺現場にはいなかった？」
安部「はい。この日記自体が、昭和30年代に本人が書いたものです。
一次資料じゃありません。嘘をつくためのものです」
D「虐殺をやってないと言っているがあなたはどう思うのか？」
安部「虐殺はありましたよ」
感想
久々のまともな調査報道。
もうこれで決着はついたろう。
中国はあの2か所の河原を聖地化して日本を挑発すべき。
もっと日本人に虐殺のことを考えさせるべき。
清水チームには慰安婦と
日米安保問題(米軍支配・密約問題)を早急に手掛けてほしい
テレ朝もやれないのなら残るは日テレの有志しかできないネタ。
(でもまあ無理か・・)
メータル「そうね・・。でも末期モノあるあるだけど、
本当に死ぬ前後の取材は家族の抵抗とか、コンプラで
流したドキュメンタリーは皆無なの」
ドキュ郎「じゃあ！じゃあいつものパターンと変わらないじゃないか！
メータル！同じことを病名を変えて繰り返してるだけなのか！？」
メータル「・・・。そうね。でもドキュ郎、焦ってはダメ。
まずはお手並み拝見ね。」
ドキュメンタリー作家の想田和弘の1作目だよ」
メータリ「前スレの選挙つながりね。
想田の才能はどんなものかしら」
120分＋特典映像58分
内容紹介
川崎市市議補欠選に立候補した40歳男性の選挙戦を「観察」。
NOテロップ、NOナレーション、NO劇伴(BGM)スタイル。
内容要約
(するにあたり特典映像からの情報もマッシュアップして構成します）
2006年、東急田園都市線・宮前平駅前。夜6時。
トラメガ、自立スタンド付き幟、ポスターの張られた立て看板２つ、
タスキ姿の候補者が駅前ロータリーの周辺地図表示板前に陣取る。
秘書らしき人物はそばでチラシを配る。
「小泉自民党支援の改革支援チームです。
この川崎で、小泉改革を実践してまいります！」
通行人はまばら。立ち止まる人間はゼロ。
帰宅中の小学生3人に配り「お父さん、お母さんによろしく！」
一見小泉純一郎似のこの候補者、山内和彦40歳。
川崎市議選の補欠選挙に出馬した。
川崎出身ではない。政治経験ゼロ。
自民党の公募に応募して合格した落下傘候補。
もともと信州大に進んだが、東大を5浪して入学。
「1回受かりたかったから」、
3留して卒業。同じく東大卒の想田とは
共通の友人を通じて知り合った。
その縁でこのドキュメンタリー撮影が実現。
就職には失敗し、切手・コイン商で成功？
実家は郵便局長。切手マニア。
現在は会社員の妻あり。結婚3年目。子供なし。
ヒモみたいな生活から一念発起して立候補した。
「他にろくなやつがいなかったから。
東大卒の学歴だけで通っただけ」、と山内。
選挙には自民党のスタッフ、地方議員らが
フルバックアップ。、
山内の東大時代の同級生でもあり、
衆議の山際大志郎が選挙対策長として
メンターのように常に山内に張り付く。
今回は市議補選(1人の枠に4人立候補)
川崎市長選
参院の補欠選挙
のトリプル選挙だ。
しばらく続けて、撤収。
選挙事務所はこの駅の北口ロータリー前にある。
商業雑居ビルの1階。元は飲食店？らしき看板跡。
事務所内。
後援会に入ってくれた有権者へ電話でお礼をいう山内。
「穂積さんのお宅ですか？ 山内です」
別日。山内、軽自動車で街を回る。
交差点、壁のあちこちに自分のポスターが3連発で貼られている。
クリーニング屋兼不動産屋へ。
自分のYシャツを受け取る。
外へ出ても、住民や子供にのべつ幕なしにあいさつ。
酒屋へ。おばちゃんがこの辺は水はけが悪い、と直訴。
山内は現在はこの酒屋上のマンションに夫婦で「仮住まい」してる。
スタッフ3人と演説に来た山内。
人は誰も歩いてない。ときおり車が通る。
演説はスタッフに引き継いで、
山内は稀に来る歩行者に駆け寄る。
演説終了。
スタッフは高津区の理容組合にあいさつに行く。
宮前平の理容組合にあいさつに行け。と指示。
事務所に戻りコンビニ弁当。
小学校の運動会に出席。
校長？に名刺渡す。
テントの下で見学。
親によるビデオカメラの列。
子供を整列させ、市議会議員のあいさつ。
「アサノ・フミナオです。」以下市長選の話を延々。
飽きてる子供たち。議員は親に向けて話してるので問題ない。
地元系スーパー「ヤマダ」
山内、店長に演説活動のあいさつ。
前の交差点で演説。
「名前と政党名の連呼でOK。
細かいこと言っても聞いてくれないから」
走る軽自動車内。運転は山内で二人きり。
同乗してる想田、金を出しているのか山内に聞く
「(総額は)わかんない。相当の額」とはぐらかされる。
「選挙費用は自分持ち？」
「そう。」
「ゼロ。選挙事務所へのお見舞い金があるけど
それはたかが知れた額。
議員にならないと、実績を出してないと
献金はしてくれない。」
夜。軽の中で携帯で長々話す山内。
何かの支払いのトラブルらしい。
解決したらしく、想田にOKサインを出す山内。
そのまま軽の中で一人仮眠をとる。
別日。
ビジネスホテルの狭い一室に山内夫妻が訪問。
部屋には東大時代の同級生？3人がいる。山際もいる。
山内、「やってもやんなくても怒られてる」
「やる気あんのか、挨拶がなってない、
と議員からどやされる毎日。
もう体質が体育会系。
俺、文科系だからそんなことわかんない。」
妻、ドア付近で立って聞いてる。
「妻のことを有権者に紹介するときは
妻、じゃなくて家内と言え、と言われる。
指示はすごく細かい。」
「現在の川崎市議会は自民と民主党は
18人対18人でイーブン状態」
「もともと立候補するならまず有名人に
なってからしたかった。
江東区の区議選なら2000票で受かる。」
「宮前区は市議は10人枠。うち3人が自民党。
その3人は今は協力してくれるけど、
改選の時はライバル同士になる。
それぞれの市議に縄張りがあって俺がそこに行くと煙たがられちゃう」
スタートする。
事務所にはウグイス嬢4人が集結。
おそろいの黄緑色のジャンパーを着る。
選挙カーはハイエース。キャリアーに看板。
山内以下スタッフ8人でお祓いを受ける。
神主、車にもお神酒をかける。
選対本部長は持田。
妻から夫にタスキをかけさせるセレモニー。
拍手。
夫婦で2ショット写真撮影。
神奈川新聞の女記者の取材を受ける
「３つ公約があります
行財政改革、
子育て、
安心なまちづくり。」
具体的には？
「子育てなら待機児童ゼロ
3人目の子供に補助金・・」
事務所前で出陣式。
駅前なので多数の人が集まってる。
参議院補選に出馬してる川口より子も選挙カーの屋上に登壇。
山内、駅にいる有権者に突撃、握手しまくる。
有権者のおじさんに「握手するときは最初と最後に相手の目をみること」
と教えられちゃう。
助手席から顔出して手を振る。
町歩き。
鷺沼駅前。駅前に4階建ての東急ストアがある、そこそこの主要駅。
ここでも山内、車から手を振る。
妻も選挙戦活動デビュー。助手席に座り、事務所を出発。
山内は見送り。
ウグイス嬢「助手席は候補者夫人であります！」連呼。
「お訴えをさせていただきます」
「家内でございます。頑張ります。ご支援をお願いいたします」
選挙権のない子供にも挨拶。
妻の演説、夫より声の通りがいい、と絶賛される。
「駅頭での演説では有権者は3秒しか興味を持たない。」
コンビニで買い物する山内夫妻。
タスキがけのまま買いに行く山内。
妻「白い手袋ってなんではめてるの？」
「清潔感？目立つため？」
妻「野菜ジュース、よく振った？」
対立候補は3人
大田公子(民主党)川崎に40年在住。
藤井一夫(共産党)
渡辺あつ子。
鷺沼駅前。
市長選候補・阿部たかお(自民)の演説
山内の選挙カーもこれに便乗。近くで活動開始。
選挙カーの壇上に並ぶ、橋本、阿部、山内。
演説終了後、降りてきた橋本、2ショット写真を
撮られまくる。その中に川崎市議会議長の姿も。
スーパーヤマダ。阿部と一緒に行動する山内。
「演説してる阿部の脇に立て」スタッフからアドバイスされる
市議・石田の応援演説。
再び鷺沼駅。街頭で郵便局長にご挨拶。
別日。雨。
山内夫妻、駅前で通勤客に頭を下げ続ける
「お気をつけて行ってらっしゃいませ」
さらにスタッフ9人が並んで一人一人が上のセリフを繰り返す。
夜。JAセレーサ川崎の支援集会。
山際、市議3人、山内夫妻も出席。
走って事務所に戻る山内。
どうやらベテランスタッフに呼び出されたらしい。
「明日は朝7時5分前にここに来てください。
選車(せんしゃ＝選挙カー)に乗って宮崎台に行き朝8時に声出し。」
わかりました、と帰ろうとするといきなり
ベテラン親父スタッフ、キレる。
「ちょっと！まだ話があるんだよ！！」
テーブルを叩く親父。
「ごめんなんさい」
「何ですか？今日の朝7時半入りって。」
遅刻をなじっているらしい。
「すいません・・」と反射的に謝っておく山内
そばでわれ関せずとバナナ食ってる別の親父スタッフ。
「本当に些細なことで怒られる。
会場の一人か二人が怒っただけで、あとで
俺がガンガン怒られちゃう」
立体駐車場に軽を止め、鉄道ジャーナルを読む山内。
貴重な一人の時間。仮眠。
でも携帯に起こされた。「今降りま～す！」
地元の多数の老人会の合同運動会に出席。
入場行進にテントで手拍子する山内。
山際もいる。老人一人一人に手を振る山際。
一緒にラジオ体操する。
神社の祭りにも顔を出す山内夫妻と山際。
神輿も担ぐ。さらに神輿を大きく揺らし始める。重そう。
事務所では演説集会への参加をお願いする電話を
かけまくる老女スタッフたち。
今回は持田ふみお、あさのふみなお、
の後援会名簿を使わせてもらう。
700人分。
自民党パワーでいろんな議員のサポートがある。
全員で(集会で配るための)チラシの折り込み作業。
老女スタッフたちの雑談が始める
「公明党は金払うから聖教新聞とってくれ、といわれる」
「選挙事務所として共産党に貸したら
自民党にチクった奴がいて後援会経由で怒られた」
婆スタッフ、山内妻にお礼の電話かけリストを渡す。
「時間がある限りやって」。
次の選挙が大変、今回は初回だから手伝ったが、
もう次は誰も2度と手伝ってくれない。
小集会。抱負は、と聞かれた山内、
「全員と握手したい」
妻「あなたには経歴がないでしょう」
帰宅途中の軽車内。夫妻と想田の3人。
妻の不満が炸裂した。
「スタッフに、奥さんは仕事辞めた方がいい、と言われた！
でも辞めて次の補選で落ちたらどうするの！？
自民党が絶対当選できるようにしてくれるの！？
120％頑張っても落選することある。
私の人権が踏み握られたわ。
宮前区は共働き世帯が多いのに。
市議ぐらいで仕事辞められるか！
総理大臣になったら辞めます。」
矛先は夫へ。
「あんたがしっかりしないからそういうこと言われるんだよ！」
山内「スルーしろ。スルー。口答えするな。」
部屋へ戻る夫妻。
妻、夫のタスキを外す。タスキはずり落ちないよう
安全ピンで肩に止めてある。
山内「人に言われて怒るようじゃまだまだだよ」
一つの蒲団に並んで寝る夫妻。
自民党スタッフ30人、警備配置図を前に打ち合わせ。
胸にピンクのシールを張ること。
これは警察が不審者を見分けるためのモノ。
駅周辺には大量のおまわり、SP、私服集結。
すごい数の聴衆。
県議の持田
市議の石田やすひろ
山内、小泉を待つ。
特大選挙カーで川口より子演説。
そこへ小泉の車が現れ、直付け。
山内、選挙カーに乗り込む。
小泉、演説を終え、すぐに撤収。
去っていく小泉車。
箱乗りして後を追うSPの車
「小泉と2回握手できた」山内。
事務所で食事。
スタッフの談
「党公認の候補者にはこれだけのマンパワーを投じてる
当選したら党に造反するなんてとんでもないこと。」
選挙戦最終日
朝は鷺沼からスタート
走る車で連呼
降りて住民と握手。
走る車。
団地のベンチに座るおばさんと握手。
石原、「川崎市の予算は巨額ですよ！」うんぬん。
脇に山内。
ベンチに座る一人一人に握手する山内。
残り1時間。夫妻で絶叫する
「最後の一押し！市政に送ってください！」
夜8時、選挙戦終了
事務所で終了の儀。柏手2回打って終了。
即日開票。
市長は阿部の当確。
参議には川口より子当確
市議補選も得票数が電話で逐一報告される
4人の得票数を壁紙に記入していく
結果、山内が2万0544票
大田公子が1万9554票。
渡辺9573票
藤井5790票
で当確。
でも本人はまだ自宅にいた。
あわててやってくる夫妻。
拍手、ばんざ～～い！
「ありがとうございました！」
頭を下げる夫妻。
本編は以上。
この映画を
「狭く、深く描いているのがいい」と田原ほめる。
「でも、いじわる感が足らない」とも。
想田、「取材対象者に問いかけても、相手は一通り答えてくれるけど、
それは本音ではなく、こっちが納得できる
内容じゃなかったりする」
「そういうアリバイ感は忌避したい」
「わかった気になるのはダメ」
「怒られてるシーンが多すぎますよ」と山内
山内は当選後、すぐに任期満了で失職。
でも次の市議選には立候補しなかった。
「議会対策に手いっぱいで住民への活動ができなかったから」
現在は主夫業。本を書いてるそう。
「当分政治にはかかわらない」
山内への出演ギャラはゼロ。
もちろん想田も完全手弁当撮影。
スポンサー皆無の全部自費取材だった。
田原、山内はどういう男だった？と尋ねる。
「フットワークの軽い、考えない男」と想田。
2時間は長い。あと30分は切れる。
各エピソードがだらだら長くテンポが悪い。
入れてある根拠が不明なエピソードもあるし。
普通はこんな選挙戦ビハインドドキュメンタリー
は撮れない。役人出身の候補なら門前払いだろう。
想田と山内が東大同窓だったから撮れたのはいいとしても、
よく自民党の選対が許したもんだ。
でも選挙の実像と言う意味では撮れ高はそんなに多くない。
本当の選挙戦の姿は選対が想田には観察させないだろう。
やはり構成としては最初に山内のひととなりを説明しないと。
全体がぼやけていて引き締まらない。
ドキュメンタリーと言えども、想田本人のための絵日記、の感。
お客ファーストでつないでほしい。
「観察」が手抜き、自分の実力のふがいなさの言い訳に
なってないか？
一番の見どころは社内での妻の爆発と
スタッフにキレられる山内か。
それは1作目より、作家としての構成力の進歩が見えるの。」
ドキュ郎「まあ、誰でも人生経験を積めばそれなりの力量は
つくものだしね」
メータリ「次にその2作目を観てみましょう」
内容紹介
2006年の川崎市議補選で、自民党公募→公認で当選、
1年半の議員生活の末、自民党を追い出され、
次期出馬を断念した山内、
2012年になり、無所属、極小出費で川崎市議選に立候補した。
その選挙戦を再び想田が追う。
内容要約
2012年4月10日。
宮前区を走る軽自動車。
運転の山内と想田。
「ここ宮前区で5年間で変わったことと言えば
放射能汚染の濃度が2倍になったこと」
「市内に掲示板は175か所ある。
1人で貼ると1日100か所が限界」
掲示板の山内の場所は右下付近の14番。
全部で15個のスペースがある。
今回、山内を含め14人が立候補した
当選枠は9人。
掲示板の場所抽選はわざと参加せず、
残り物の14番になった。
今回も神奈川県議選と同時開催。
候補者には公費でポスター代がMAX70万円が出るし、
ガソリン代も10万でる。
けど、僕はそれを使わない方針」
今回の選挙戦の活動のすべては
掲示板のポスター、
葉書
選挙公報
ネット広報のみ。
事務所も持たないし、
選挙カーも自前のおんぼろ軽のみ。
今回、ポスターには
傘をさした山内が吠えてる写真に
「山内和彦」
「46歳
主夫
ライター
前市議」
「市民の怒りを政治にぶつけます」
のメインフレーズが踊る。
その下に5つの提案が細かい字で列記されてる。
「1、放射能汚染、停電NG
２、子や孫にツケを回さない
３、税金で食べているところから税金投入をなくせ
４、金のかからない選挙を
５、利便性の高い公共交通インフラの整備」
掲示板のほかの候補のポスターを見回す山内。想田に説明。
隣のポスターは、そえだ勝(民主党)。
「NO選挙カー」の文句があるが
山内は「それだけじゃ甘いよ！」と厳しい。
山内「まだ若いのにもう4期目！浅野さんも。」
浅野文直(自民党・30代？)
矢沢ひろたか(自民党・70代？)
山内「(市議会)議長ですよ！お世話になりました！」
メインコピーは「子供にやさしく、お年寄りを大切に」
自分が議会一のお年寄りｗｗ
県議候補の持田文男(自民党・50代？)
「絶対受かる。大ベテラン。地域のかなめですよ」
ポスターには、
「創り上げたい街、神奈川がある」のメインコピー。
山内「こんな抽象的なフレーズでも受かっちゃうんだもん！」
山内は3月28日に立候補表明
「自民党からは何のリアクションもなかった。」
走る車内。
今回の出馬の理由は？
「怒り。何でほかの候補は13人全員が主義主張してないのか。
原発事故があったのに、川崎は関係ないのか？
2倍の放射能が飛んでるのに。」
「国も安全を見直す、じゃなく、原発そのものを見直せよ！
もう原発を辞めるしかないだろ。」
「チェルノの事故でドイツ以東の国はみんな原発を辞めた。
辞めろと市民が選択した。原発推進派がみんな選挙で落ちた。」
「僕は13人の立候補者全員に聞きたい。原発の是非を」
「僕も1年半、自民党の市議として活動してた。
自民は原発推進だったからその責任は自分にもある。土下座してもいい」
別日の朝。
前作から5年、山内夫妻には息子が生まれていた。
前回の選挙中に妊娠がわかったそう。
眠そうな、というか寝たまま抱きかかえられる
息子の悠喜くん3歳。
助手席に妻。
後ろのチャイルドシートに、ゆう君と隣に想田。
カニパンを食べさせようとするが寝てる。
保育所「ベビーホーム・メロディ」へ子供を預ける。
妻は仕事場へ。
走る軽の車内。都内へ向かう。運転は山内。
助手席には支援者？のおじさん(トレーナー姿)。
後ろに想田。
選挙公報が出た。タブロイド版の新聞で、全候補者が載る。
おじさんはそれをめくりつつ当選数予想。山内の感想が続く。
14人中、当選数は9人。
「民主党は３」山内「無理！」
「自民は２」「３は無理！」
「公明は２」「固い！」
山内、おじさんに4月1日のポスター貼りをお願いする。
おじさん「『独立系』は使わないの？」
山内「(選管に)無理、と言われた。『完全無所属』に変えた」
お「公約5か条の文字が細かすぎるよ」
山「もう直す時間がなかった」
山内、原発事故の対応の話に。
「国が速やかに被災者を全国の賃貸空き部屋に移せばいいのにやらない！」
山「民主党」
お「広報に書いてないよ」
山「ちっちゃくも書いてない？」
お「書いてないよ」
山「隠れ公認だ！わざと書いてない！」
山「えげつないな～」
山「激戦区は宮前区だけ」
お「よく見ると候補者はみんな名前がひらがなまじりだね。
山内和彦は全部漢字で固く見えるよ」
山「関係ないよ」
お「46歳はもうロートルじゃないか。」
山「いいじゃん」
お「若手でもないじゃん。28歳の候補もいる。」
山「若さアピールは意味ないよ」
山「公示日以降の最初の3日間は
選挙カーでがなりまわらずに、みなおとなしくしてる。
そのうちに共産と民主が選挙カーで最初にがなりまわるから
それを観て全員がマネする」
山「僕は選挙カーは使わない。
選挙事務所もない。
そういうやり方で青島幸男も当選してる。
僕の選挙資金の総額はポスターとはがき代だけ。
8万4000円。
供託金は50万円。没収のボーダーは600票。
4000票が当落のボーダーだろう。」
飲食店へ。
支援者の男性が待っていた。
彼に葉書1000枚と電話帳のコピーを渡す。
特定の住所の住人をピックアップして
葉書に書いて出してほしい、と頼む。
山「あんたも選挙に行かないことで
茨城のしょうもない知事を選んだことになるんだよ」
山「アメリカのことわざにあるけど
『悪い政治家は選挙に行かないことで選ばれている』
だよ。」
お「放射能、茨城もやばいよ。牛久がヤバい。」
別日。
溝の口駅前で辻立ちする石川けんじ(共産党・30代前半？)。
「被災者に支援を」と訴える。
同じく駅出口には県議選候補の飯田みつる(30代？)
義援金を募っている。
コンコース下ではブラスバンド3人の演奏が。
県議選候補の小川くに子(自民党)もそばに。
山下、彼女にあいさつ。
車内の山内と想田。
「彼女はお金の問題で自民党を一回除籍になってる。
でも今は戻った。
議員は、問題がおきたらいったん党を離れるが、
ほとぼり覚めるとみんなもとに戻る。
彼女も地元の人だからね」
矢沢ひろたかの選挙カーとすれ違うが、音を出してない。
「迷惑だ、とヒンシュク買うから出してないだけ。
共産党ははじめからうるさくやる」
「選挙カーのガソリン代、税金だよ。
3.11で日本は変わった。
変わってないのは政治家の頭だけ。」
「KIZUNA」の文字に日本地図といくつもの同心円。
「なんだよあのデザイン、放射能汚染図にしか見えないよ」
苦笑する山内。
軽で掲示板を回り、はがれかかっている自分のポスターを直す。
前作でも出た、酒屋の「すがや」へ。
上はマンションでここに山内は前回の選挙期間中、住んでいた。
山内、店のおばさんにまくしたてる
「議員も役人も議員数削減は言うけど自分の給料削減は言わない
地方議会に政党政治は要らない。
地方議員が国政への踏み台でしかなくなってる。
もう僕はしがらみもないし、無駄遣いを追及していきます。」
おばさんから画びょうをタダでもらう。
お客が来た。すかさず挨拶する山内。
何度も「内山さん」と山内のことをまちがえる店のおばさん。
紹介を受けたお客のおばさんの反応は鈍い・・。
「原発事故で嘘をついているのが腹立つ。
『ただちに害はない』？？
東電のバックには
政府(自民、民主)
役人
マスコミ
学者連中
役人ども
電力業界
が強固に集まっている。
政党は勢力争いばかり。
体育館に何日も暮らさせるのは間違い。
すぐに空き家に入居させろ」
大雨であふれちゃう排水口はどうなったのか？
行政は山内が議員を辞めたころにきれいに
清掃？し洪水は起きなくなったらしい。
画びょうをもらって掲示板めぐり再開。
「妻の張った区域がほとんどめくれてる！」
とにかくはがれてるポスターが多い。
画びょうならしっかりとまる。
ポスターの下に「掲示責任者：山内さゆり」の表記。
地図で掲示板の位置をチェックする山下。
議員時代にやりたいことができなかった理由。
「時間がとれなかった。
大事なことは党との関係だった。
党の会合がやたらある。
でも、無所属の市議はやりたいことやってた。
質問も遠慮のない内容だった。
地方の議員は無所属がいいと実感。
国政は別。
問題点を見つけ、調べ、公表し質問することは
1人でできる。
ただし敵を作るけど」
掲示板。目のところに傷がついてるポスター。
いたずらか？別のに張り替える。
おだかつひさ(民主党)の選挙カーが通り過ぎる。
車体に「斬」の文字。
本人は乗っていなかった。
「彼は地方自治のスペシャリストですよ」
彼のポスターには民主党の文字は一個もない。
浅野ふみなおの選挙カーが。
車内から手を振る山内。
「お車からのお手を振ってのご支援、
しっかりと受け止めました！」とウグイス嬢
前回、浅野は2位当選で8000票とった。
前回のトップ当選市議は今回、県議選へ転出。
だから今回は浅野がトップ当選だろう。
通勤客に手を振る太田公子。
そばには竹田のぶひろ(みんなの党)
がチラシを配る。
持田文男の選挙カーも来た。
本人がタスキ姿で出てきた。
前作の撮影で世話に？なった想田、挨拶する。
「その節はどうも。」
持田、受け答えもそこそこに去ってしまう。
山内とおちあった想田、このことを報告。
山内「持田さんは品あるよ。いい人。」
続けて、「太田さんは1期4年務めた。
最初は無所属だったけど、党に取り込まれた。
べつに無所属でもいいのに。自分の力だけで当選できるのに
金をかけるから回収が必要になる。
みんな、やる必要のないチキンレースをしてる」
セルフスタンドでガソリン入れる。
リッター145円。
洗車、車内を5分のコイン掃除機で掃除。
後部座席のチャイルドシート、マップ、お菓子の袋。
缶コーヒーを飲む山内。
今日は体の調子が悪い。だるい。
花粉症でもある。放射能のせい？
体は疲れてないが精神的に疲れた。
眠りが浅い。
昨晩は悪夢を見た。
原発が大爆発してプルトニウムが放出、
西へ逃げろ、と慌てるところで目覚めた。
候補者の、やすや葉子、4人のスタッフと商店街を練り歩く。
ラーメン屋「むつみや」
山内夫妻と息子、ラーメン食う。
平日、3人で東国原に会いに行く。
都知事選に出馬した東の個人演説会が都内で。
ロビーには赤マフラーのサンコンが。
東も登場。妻と息子と3ショットを撮る山内。
TBS軽薄番組「サンジャポ」取材班も。
サンコンの視力が5.0から1.2に下がった件。
「シマウマの毛穴が見えたのに」と答えてる東。
やがて関係者部屋に消える東とサンコン。
東の講演。「自粛やりすぎ。花見ぐらい堂々とやらせろ」
ほぼ満員のホール。300人はいる。
飽きてる子供。「原発は縮小します！」
終了後のロビー。
今度は妻撮影で東、山内、息子の3ショット撮影。
夜、帰りの道。「脱原発じゃなかったな・・」山内。
レストランで食事。山内の誕生パーティーも兼ねる。
46になった。息子、ケーキを食べる。
以前、山内は息子と2人で中国旅行したらしい。
石田やすひろ(自民党)の辻立ち。
「行ってらっしゃいませ～」
想田、彼にも前回の撮影で知り合ってたので挨拶。
佐々木ゆみ子。
山下到着。「脱原発は僕しか言ってない」
田園都市線・鷺沼駅前。そえだ勝。
揃いの赤ジャンパースタッフ3人と。
介護支援、NO選挙カー、
ガソリンを被災地に。
名前の連呼ではなく想いを訴えたい。
新人立候補者、介護福祉士歴6年。
初出馬。
通行人に握手しまくる。
車内の山内。そえだを見つけ
「がんばれ～」手を振るそえだ。
山内、想田に
「握手求められるほうもいやだよね。
急いでるんだもの。」
駅前の4階建て東急ストアは改装中。
「僕も握手を強要してたなぁ～。
人が嫌がってるのはすぐわかるよ
大体OKな人とNGな人は半々の割合だった」
こんなのやんないほうがいいよ
効果ないし。
朝日新聞の調査だと
握手の効果は、入れる人入れない人半々だった
名前の連呼の効果は入れなくなる人が多くなる結果だったし。」
豆腐、2個パック370円を購入する山内。
軽自動車の走行メーターがぴったり15万キロになった。
デジカメでメーターを記念撮影する。
よく見るとハンドルもボロボロだ。
石田やすひろ(自民党)、自転車で回る
石原伸晃との2ショットポスター。
溝の口駅のバスロータリー。
なかもと早苗(神奈川ネットワーク)
赤ジャケ、黒パンツスーツでチラシ配る
バス待ちの人にも配り歩く。
県議候補・佐々木ゆみこ(神奈川ネットワーク)
「合成洗剤使用禁止をめざす」
バスが次々到着の度吐き出されてくる人々
トラメガへのパンが大好きな想田・・。
田村しんいちろう、青ジャンパーのスタッフ5人と。
おだかつひさのスタッフは緑で統一。
おだ、想田を見つけ、意見を表明。
「お早うございますしか言えないのも
政策を書いたチラシを播くのも選挙法でできない。
国政ならOKなのに。
地方は政党がやるのはOK。
個人のチラシはNGと決められてる」
ディベートは？
でもサクラの動員で野次合戦になる問題がある」
「自分自身もやってて虚しい。でも他にやることがないんです」
田園都市線・宮前平駅前の歩道。
竹田のびひろ(みんな・20代？)、一人でチラシ播き。
ほとんどの人は受け取らない。
チラシには渡辺喜美の顔のドアップ。
「朝4時からやってます」
驚く想田。でもこの時何時か不明。口で言えよ・・。
持田の選挙カーには
「好きです。生まれ育った街だから」の文字。
別日。鷺沼駅のしょぼい方の出口。
浅野文直本人と2人のスタッフが辻立ち。
元気なさそうな浅野。実は・・。
想田、浅野の情景をおもむろに回し始めたら、
スタッフの女が
「通行の邪魔になるから撮影は辞めてください」と言ってきた。
浅野も「断ってから撮影してよ」と不機嫌な顔。
これには想田もイラついた。
「他の候補は撮らせてくれます。公的活動を
撮れないのはおかしいでしょう。
いきなり回し始めたことは謝罪しますが、撮影は続けます」
浅野「前回も記録だけだ、と言ってたのに、勝手に映画にしたでしょ」
想田「いいえ。ちゃんと持田さんにもあなたにも事前に説明しました」
浅野「ちゃんと直前に撮影すること自分にを聞いてくれ」
想田「じゃあその点についてはあやまります！」
女も食いついてくる。
「社会人としてこういう撮影強行はどうかと思います。
じゃあ(いきなり撮影は)すいません、とかじゃなくて。」
しつこく浅野の顔のアップを撮り続ける想田。
直後、山内とおちあった想田、
このいきさつを説明。さらに浅野、防災服着てた、とも
追加。
山内「彼、トップ当選するでしょ
選挙活動は私的なものと思ってるんじゃない？」
鷺沼駅前付近。
おだと出会った山内。
2人とも自民党を追い出された過去をもつ「同志」
今度ミャンマーに視察に行きましょう！とおだ。
僕は選挙資金は10万弱しかかけてません
握手して別れる。「あと3日」選挙カーに戻るおだ。
山内、支援者4人に葉書の宛名書きを託す
電話帳のコピーとともに。
該当住所の住民をピックアップして
葉書に書いてくれ。
夜。郵便局の夜間窓口。
山内家族3人が葉書を出しに来た
もう金曜の夜。
投票は日曜。
窓口で「選挙葉書です」と申告し
2000枚を渡す。手続きに時間がかかるらしい。
その、間夫婦で机といすを借りて最後の宛名書き。
手持無沙汰であちこち走り回るゆう君。
ゆう君、自販機のジュースを買え、とぐずりだす。
相手する妻。カルピスは売り切れ。
床に突っ伏して泣くゆう君。
山内、小泉純一郎にも出す。
宛名は「横須賀市 小泉純一郎」だけで届くだろう。
郵便局職員登場。
「1回で4000枚まで出せる。
いま3000枚くらい受け付けた」と報告。
まだ宛名書き作業は終わってないが、
夫妻は、もういいや、とここで辞めちゃう。
ロビーをうろうろしてるゆう君。
走る車内
妻「今回はお金がかかってないので気が楽。」
山内「金をかけずにできること知ったからね」
妻「でも受かるかはわからない。あのポスターでは
泡沫候補と思われたら困る
前市議のキャリアをくみ取ってもらえたら」
「受かったら受かったで次回の選挙に出れば
3期目。12年やって成果は何？と聞かれて
何もやってませんとは言えない。市議としての
結果を出していかないと」
選挙戦最終日。土曜。午前中は雨。
この日も掲示板めぐり。
高いところにあるのでフェンスにつかまって貼りなおす。
車内。ボロガラケーで
「万歳はやるつもりありません」
相手は神奈川新聞の記者だった
最終日は辻立ちすることにした。2時、2時半、3時の3回するつもり。
防護服、タイベック姿でゴーグルとマスクをつけて。
背中に放射能マーク。
持田の辻立ち。カメラを回そうとする想田に
持田本人がクレームをつけてきた。
その一部始終を腰だめで回すカメラ。
持田「撮らないでくれ」
想田「公的活動は自由に撮れる」
持田「報道と映画は別」
想田「そちらの要望はお聞きしましたが、撮影は辞めません」
持田「撮らない、と言ってくれ。
こっちが撮らないで、と言っているのに
辞めないのは妨害」
想田「選挙の妨害をしているわけがない」
しつこい持田。堂々めくりの口論。
想田「演説されたらどうですか？」
持田「強行するならあとで問題にしますよ。
文書行ってるでしょ？」
想田「来ました」
持田「とにかく辞めてくれ」。
ここで想田の携帯に(山内から)電話がかかり、それを機に撤退する想田。
車で来た山内とおちあう想田。車内に妻とゆう君もいる。
街路樹の桜が満開。「さくら～」とゆう君。
着替える山内。
宮崎台駅前はまだ石田が演説中。
幟片手にタイベック姿の山内。
他の候補者間で演説時間の割り振りが緻密に
なされている模様。
山内はノーアポなのでスキをみてやろうと待つが
「次から次に演説が始まったらどうするの？」と妻指摘。
ゆう君、あたりを走り回る。
ここの駅のメイン口前は太田と石田で1時間づつ
交互に演説する調整がついている、と。
でもうちの時間のうち、午後4時50分から5時ちょうどまでなら
お分けしますよ、と提案される。
ただ反対口でやるのはいつでもかまいません、とも。
山内、じゃあ反対口でやります、と即決。
そちら側は地味で、狭い道だし駅前には薬局と美容室しかない。
薬局の前に幟「子供にツケをまわさない！」をたてて
トラメガで開始。
「投票率は50％以下。議員は真に選ばれていません
放射能は2倍の濃度。0.07マイクロシーベルトです」
原発が気がかりで出馬しました。
脱原発を叫ぶ候補者がいません。」
妻もカムを回す。ゆう君、そばで遊ぶ。
「原発事故は人災だ。行政、政治家の責任だ」
特にだれも立ち止まらない
そもそも人があまり通らない。
「私にいれなくてもいいです、みんな投票に行ってください！」
演説は続く。ゆう君もコンコースのどこかへ消えた。
想田カメラ、コンコースを後ずさり、引いていく画。
雑踏のSEが大きくなり黒味。
神奈川県議補？選(当選3人)投票率44.92％
持田文男(自民党) 2万9775
飯田みつる(民主党)1万6181
土居まさし(みんな)1万6435
佐々木ゆみこ(神奈川ネット)1万0263→落選。
川崎市議選(当選9人)投票率44.91％
1位・竹田のぶひろ(みんな)9320票
2位・石田やすひろ(自民) 8390票
3位・浅野文直(自民) 6808票
4位・矢沢ひろたか(自民) 6649票
5位・田村しんいちろう(公明)6627票
6位・そえだ勝(民主) 5780票
7位・山田はるひこ(公明) 5636票
8位・石川けんじ(共産) 5306票
9位・おだかつひさ(民主) 5294票
以下落選。
10位・大田公子(民主) 4457票
11位・井上みどり(無所属)4335票
12位・なかもと早苗(神奈川ネ)3823票
13位・山内和彦(無所属) 1306票
14位・中村のぶお(無所属) 792票
本編以上。
1位当選の竹田が来た。
みんなの党の名前で当選したが、
竹田は7月1日にみんなの党を離党したばかり。
「みんなは滅茶苦茶。もう政党じゃない
前作の頃は自民党衆議の秘書だった
ドブ板選挙、パー券売り、あいさつ回りが嫌になり
離れたが、「みんな」もおなじだった。」
竹田の選挙資金は山内以下だった
4万0322円。
自分は葉書もやってません
トラメガの電池代。お茶菓子代。
ポスターの公費負担(MAX72万円負担してくれる)も拒否。
ポスターは1枚100円で制作。
公費負担候補者は平気で1枚2000円とかかけてる
選挙活動はほとんどが無駄だからやらない。
想田の撮影ビハインド話。
浅野の一件があった夜に自民党川崎市連の
顧問弁護士2名からさっそく通知書が来た
撮影したものを使うな、と。
こちらも弁護士と相談し、無視した
憲法21条の「表現の自由はこれを保証する」
を根拠に。
前作の上映を都立日比谷図書館でやろうとしたが
図書館側の忖度で中止になりそうになった
こちらが抗議したら撤回してきた。
想田の半生
栃木・足利出身
父はスカーフ・マフラーのメーカー社長。
高校生でラジオ英会話講座を聴きまくり
ペラペラに。
東大進学。
新聞部で左翼の風に当たる。
就職活動で皆がリクルートスーツ姿なのを観て
就職は断念。
映画監督になろうとしたが
上下関係が何より嫌い。
ジム・ジャームッシュの経歴を観て
NYの映画学校SVAに行く(1993)。
4年間。120万かけて長編も撮った。
卒業後はNYの制作会社(社長も社員もほぼ外人)へ就職。
そこはNHK衛星のNYドキュメンタリー番組を月4本受けていた。
想田もすぐにDになった。
しかし結局はNHKのPが内容にやたら口を出してくるのに
辟易。Dとはいえ、実質は所詮ADでしかない実態。
不景気で会社をリストラされフリーに。
１、リサーチしない
２、撮る内容の打ち合わせもしない
３、台本なし。撮影はその場で判断
４、撮録は自分でやる
５、とにかく要るか要らないかは後回しにして回しとく
６、狭く、深く。アリバイ的な広い撮影はしない
７、編集もあらかじめテーマは決めない
８、ナレ、テロップ、劇伴NG
９、カット尺は長めに臨場感と時の流れを大切にする
10、自費でやる。金を出すPは必ずなんか言ってくるから。
これを守らないと普通のドキュメンタリーになる
よく見る発想になる、という。
想田の映画はほぼ長尺。2時間越え。本人によると
あれでももうそれ以上は切れない、という。
前作より構成はこなれてきたが
140分は長い。あきらかに助長な部分多々あり。
短くすることの意義をもっと自覚しろ。
ラストカットにこだわりがあるようだが
落選後の山下家族の画は必要だろ！
もう観察うんぬんより、想田が単に
勉強不足であることのデメリットが
映画の出来を引き留めてる。
英語も子供時代から熱心に勉強したから
今のアメリカ生活基盤があるのだろう。
じゃあ選挙の勉強をしないで撮っていいことあるのか？
とくに観客に対して。
ラストカットのSE操作も結局はBGM使用と一緒の意味でしかない。
いくらスタイル＝ヴィークルにこだわっても
それは本質ではないから、映画の出来を思うほど左右しない。
知らないから撮り逃す。撮らせてももらえないこともわからなくなる。
あるいは本編で伝えない。それは全体像を敷衍したとき、どうなのか？
「観察」はやはり「手抜き」の言い訳にしか受け取れない。
カメラを回してる時は頭をフル回転してはいるだろう。
が、むしろカメラを回していない時、にちゃんと考えているのか？
と言いたい。
ドキュメンタリーの原則、想田の人間としてのステイタス以上の
仕上がりにはならない、のにあてはまってるだけのことでしかない。
想田の本質、自分大好き体質が観客ファーストにいつ覚醒するのか？
そここそが想田映画の天井である。
付き合うとめんどくさい奴に違いないよ」
メータル「他人の意見を聞くことかいかに大切か。
常に自分のポジションがベストなのか問いかける姿勢。
それがかけているのなら成長もないわ・・」
＃1820(2018年5月20日放送)
「津波はまた来る ～カラー化でよみがえるチリ地震津波の記憶～」
制作：東日本放送 D：佐藤久元、佐藤岳央(朝日新聞)
カラー化されたチリ地震津波の被災写真
今から５８年前、南米チリで発生した津波がほぼ１日をかけ、
日本各地の沿岸を襲い、１４２人が犠牲になった。
当時の被災状況を伝える写真はほとんどがモノクロ。
教科書のように、遠い昔のこととしか感じられない。
しかし、これらの被災写真を人工知能（ＡＩ）でカラー化すると、
その光景は驚くほど東日本大震災と重なる。５８年前、
そして７年前。繰り返し日本沿岸を襲う津波。
いつか来る‘次’の津波へ、私たちができることは。
ナレーター：吉田羊
内容要約
1960年5月、チリで大地震発生。
現地で起きた津波が1日かけて日本の太平洋側全域に襲来、
MAX6mの高さの波が襲った
日中だったのが幸いして死者は142人ですんだ。
被害家屋は5260世帯だった。
撮影した8ミリフィルムがあった。
その様子は3.11の被害と一緒だった。
当時の写真は多数残されている。
全部モノクロだが、それをAI(自動画像認識)で
カラー着色させるフォトショのプラグインを
開発した暇人が早稲田大の石川博。
東大大学院の渡邉英徳教授もデモをみせる。
家屋は茶色く、山や森は緑になるが、
細かい調整は人力だのみ。
「色つけると見やすくなるでしょ」
「でも、そんなことより大事なのは
この写真を見せることでコミュニケーションができること」
とのたまう渡邉。
当時を知る、宮城のじいさん、ばあさんの証言。
「足の不自由な祖母をリヤカーに乗せ、
火事場の馬鹿力で坂を上り切った」
吉田恵子さん73歳。当時高校生。
「港の海が引いて行って海底が見えちゃった。
これはヤバい、と怖くなって家に帰り、
家族と裏山に避難。自宅の2階建て商店に津波が直撃するのを
高台から見てた」
岡誠さん73歳。当時高校生。
気仙沼の松井旅館経営、鈴木章平さん81歳。
「床上30㎝しか浸水しなかった。
1週間後には元の生活に戻った。
だから3.11では逃げなかった。息子に言われて逃げた。
直後に津波で旅館は全壊」
今は鉄筋4階建ての旅館になってる。
「地震はまた来ます」
そんなの言われなくても知ってるよ・・。
感想
見たところ20代の小僧記者の、ほほえましい自主研究レポートww。
何も見どころがなくて退屈。
モノクロ写真の色付けはよく雑誌である企画だし。
わざわざ専門家？に聞かなくてもわかる事実しかねえし・・。
観るだけ時間の無駄だった回。
#2425(18年20本目)2018年5月20日(日) 24:55
「わが子を看取る おうち診療所ですごした３か月」
←「わが子を看取る"おうち"診療所での３か月（仮）」
制作：読売テレビ D:横須賀ゆきの
米田一華ちゃん（４）に残された時間はあとわずか。
ママとパパと妹、そして間もなく弟が誕生予定の家族が、
一華ちゃんの最期を迎える場として選んだのが病院と自宅の
間のような"おうち"診療所でした。難病の子が家族と一緒に
暮らしながら医療ケアを受けられる全国でも数少ない施設を
舞台に取材班は、幼い子の看取りまでの家族の葛藤と苦悩、
その果ての決断を記録。リアルな映像を通して、
子どもの終末期医療の充実を訴えます。
内容要約
兵庫県神戸市。5年前に寄付金で設立・運営された
「チャイルド・ケアハウス」
おうち診療所。
家族と一緒に入院生活を過ごせる趣旨で作られた。
24時間、医師と看護師が常駐する。
病室は19。
いずれも中は家族が過ごせる広さ。
でかいベッド、リビングテーブルもある。
キッチンやトイレ、バス？も完備してる。
主に難病の子供を受け入れている民間診療所だが、
末期がんの子供専用ホスピスという面がある。
入院している子供の3割は救えずに死んでいく。
10番の部屋。米田一華(いちか)ちゃん4歳。
1歳5か月のときに小児がんの神経芽腫と診断される。
副腎や肝臓に腫瘍ができ、
抗がん剤や移植手術を施したが・・。
抗がん剤のためか、頭髪は産毛状態。
まだ一般病院に入院してた時は
感染症防止のため見舞いに妹・千莉(せんり)ちゃん2歳も行けない。
母・聡味(さとみ)さん26歳は、病院そばに
アパートを借りて看病。
でも24時間病室には居れない。夜はアパートに帰る毎日。
闘病生活が2年続いた2017年8月、
医師から「年を越すのは難しい」と余命宣告を受ける
2017年9月にここへ転院してきた。
父は介護福祉士の竜貴さん26歳。ルナシーのドラム、真矢に若干似。
広いロビーで積み木遊びする一華。
病室で粉薬を飲む。
もう脳に転移してる。
脳梗塞のリスクが高まっている。
妹と遊ぶ一華。
家族4人でハンバーグを作る。
一華「頭痛い・・」
「どこらへん？」
「ここ」頭頂部を指す。
看護師を呼ぶ母。
ベッドに横たわる一華。
母、寄り添う。
ベッドの上で父も一華を抱く。
母も抱きかかえ、涙。
一華はここで死んでいく友達をたくさん見てきた、
とナレーション。
2017年11月。両親はスクランブルエッグと
ソーセージをかわいい弁当箱に詰める。
施設内幼稚園の日だ。
一華、部屋へ。
3人の女性看護師が迎える
部屋にはピアノ、エレクトーン、机といすも完備。
お遊戯したり。
お弁当も食べる。
部屋に戻った一華
「お弁当、ほんまに全部食べたよ！」母に報告。
2016年12月。病院産婦人科。エコーに写る胎児の影。
母は妊娠している。
3人目の子は男の子。2018年1月10日に予定。
部屋。
ベッドにベビー服を並べる一華。
一華にリンゴを食べさせる母。
一華の歯を磨いてやる父。
水筒の奪い合いをする姉妹。
妹、奪い返す。
不機嫌になって出ていく一華。
妹追いかけ、水筒を返す。
「頭が痛い・・・」
もう一華は起き上がれなくなった。
氷枕。
部屋で診ていた担当医師・楠本重範43歳。
両親を隣の部屋に呼ぶ
「進行が速いです。かなり厳しい状態。
今から24時間以内にその時がくる可能性が
高いです」
無言でうなづく母。涙。
部屋に積まれたおもちゃの箱の山。
医師と看護師の3人は退出。
声を出して泣く母。
12月18日。
モルヒネ？もう意識がない一華。
「見える？ママのこと。」問いかける母。
両親は延命措置はしないことに決めた。
「ごめん・・」涙の母。
看護師の手を借りて一華を抱きあげる母。
そばでキーボードで演奏を始める看護師。
母の腕に抱かれた一華、
目は閉じたまま、口は半開きのまま。
母の手からこぼれ、だらりと落ちる一華の小さな手。
12月22日、死去。
昼。裏玄関。
タオル？で包んだ一華を抱きかかえ、車に乗り込む父。
見送る医師と看護師の5人。
車が出ていく。
頭を下げ続ける5人。
名前は稀一(きいち)。
2018年春。自宅。
リビングにはテーブルに一華の遺骨箱と遺影。
妹、遺影に手を合わせる。
両親と妹、そばの炬燵で食事。
感想
ハンカチを手に大泣きするつもりでいたのに・・。
最後の2日間は意識がないのか。
今回の出来について一番の致命傷は
死についての娘とのやり取りが撮れてないこと。
鶏ガラみたいな医師とのカウンセリング風景しかない。
これは絶対はずせない素材だろ。
他の子供の死を見た事実も、ナレーション一言で処理。
これも画で欲しい。絶対。
つまりは、そもそもDが密着してねえじゃん。
たまに行くぐらいじゃダメだ。
闘病のヒストリーも簡単処理し過ぎ。
死についてどんなやり取りをしたのか
娘がどう言ったのか、ここが核だ！
まあ4歳ではまだ死はわからないのかもしれない。
でもそれを見せないと。
すでに母に第3子が宿っているのも感動をそぐな。
これも見せ方でどうにでもできるけど
結局女Dの人生に対する、命に対する
無理解がそのまんま出てるだけの出来になった回。
メータリ「臨終モノは片手間でやるな！これ鉄則だわ。
いつになったらドキュメンタリー業界は進化するのかしら。
そもそも作る奴らはドキュメンタリー、観てないわね」
「農村に生まれて ～中国の制度に翻弄される子どもたち～」
中国の貧しい農村に住む小学2年生の朗くん。生後数か月の頃、
両親が出稼ぎにいき、この8年、離れて暮らしている。
両親と会えるのは、春節休みだけだ。
中国では、出稼ぎに出た親と離れて暮らす子どもは「留守児童」と
呼ばれ、900万人以上いるとされている。
彼らは祖父母らによって育てられているが、
犯罪や事故に巻き込まれるケースが後を絶たず、社会問題となっている。
「留守児童」が生まれる背景には中国特有の「戸籍制度」がある。
都市への人口集中を回避するため国民を「都市」と「農村」に分け
管理するというものだが、戸籍の壁により、農村に生まれた人々は
受験や就職、結婚など様々な分野で不利な扱いを受けている。
急速な経済成長を遂げた中国。それを支えてきたのは、
農村の安価な労働力だ。だが、成長の恩恵は、農村には届くどころか
都市との格差は拡大している。
番組では、朗くんの家族と農村の受験生にスポットをあて、
家族で支え合いながら懸命に生きる姿を通して中国社会に
厳然と残る「現代の身分制度」の不合理を訴える。
ディレクター：米田佳史（MBS毎日放送報道局）
中国の内陸部、貴州省。山間の農村。20世帯が暮らす。
村民の暮らしは苦しい。まず仕事がない。
大人はたいてい都会に出稼ぎに行く。
でも子供を連れていけない。
中国独自のひどい戸籍制度があるから。
田舎の住民(中国全土で9億人)は都会に勝手に引っ越せない。
出稼ぎはできても、子供を出稼ぎ先の
学校や医療を享受できないのだ。
田舎の住民は安い労働力で都会に貢献してるのに。
だから田舎の住人は
両親がそろって出稼ぎにいき、
残った子供は一族の祖父母に面倒を見てもらう。
子供は「留守児童」と呼ばれる。中国全土に900万人いるとされる。
朝。おおきな甕からポリバケツへ井戸水を移す少年。
朗くん、8歳。小2。
家に水道はない。毎日の日課。
台所？でタライの水にタオルを濡らし、顔をふく。
そのあと、歯磨き。
両親は朗が生まれて数か月後にはそろって出稼ぎに出てしまった
帰ってくるのは年に一度、春節のみ。
もう8年、離ればなれの生活。
「父さんに会いたい。一緒に掃除したり、茶碗を洗ったり、
料理したりしたい」
「ママとは一緒に鬼ごっこしたい」
生徒は男女20人くらい。
なぜか皆、赤いフード付きバーカー着用。同一デザインじゃないけど。
昼食はアルミのお皿一つのメニューをスプーンで食べる。
先生は中年女性1人。
賀(ガー)満妹さん。
自らも田舎の貧しい暮らしをしてた。
先生のなり手がいないこの村に進んで赴任してもう18年。
「農村の経済状況が悪すぎます」と嘆く。
朗くんは毎日の通学が遠すぎるので、学校に宿泊することも。
1人でプラスチックの椅子に画板を敷いて机代わりに宿題する。
この学校でも、留守児童な生徒は多い。
祖父母に育てられてる女児、「ママと会ってない」
両親の愛情がないので情緒不安定になる子も。
貴州省では4人兄弟が農薬を飲んで自殺した事件も。
朗くん、週一の割で両親に電話。
誰かのスマホで。
母「母さんだよ」
朗「今なにしてるの？」
母「仕事してるよ」
母「いい子にしてる？」
母「先生のいうこと聞け」
母「明日のテスト頑張れ。一番になれ。」
朗「いつ帰ってくるの？」
母「春節だよ」
電話終わった朗くんに一粒の涙が頬に伝う。
貴州省から1300㎞。海沿いの浙江(せっこう)省。
縫製工場に夫妻はいた。
父・徳忠さん
母・木懐さん。
ミシンに張り付いて休日なし、1日12時間以上働いている。
月収は二人合わせて10万円。
工場近くの狭い部屋に同居してる。
生活費以外は全部仕送りしてる。
番組、朗くんの動画を見せる
母「もう見てられない・・」と涙。
極悪な戸籍制度が子供との同居を許さない。
番組は苛烈すぎる大学受験(＝高考(ガオカオ))も取材。
安徽(あんき)省にある、大学受験対策に特化した高校、
毛担廠(もうたんしょう)高校。
生徒数は1万人、合格率は8割を誇る。
生徒は男女とも揃いの白黒ジャージ。
学校に休日などない。毎日18時間の勉強。
朝6時半～深夜11時まで授業。
昼。校門の外には祖父母がたむろしてる。
孫のために昼食を持ってきてるのだ。
生徒はやってきて15分でたいらげ、学校に戻っていく。
番組は高2の男子学生、劉蘇(りゅう・そ)君を取材。
実家はここから車で2時間かかる。
両親は出稼ぎ中。年収は90万円。その7割を教育費につぎ込んでいる。
近くのアパートを借りて祖母と暮らす。
校門前で、茶碗と箸で祖母の手作り料理を食べる。
アパートを訪問。
6畳一間にベッドが二つ。劉君の机には参考書が山積み。
高校付近には彼らのような生徒と祖父母のためのアパートが乱立。
生徒全員が英単語の暗誦中。
深夜11時、校門から吐き出される生徒たち。
アパートに帰っても予習復習の勉強が続く。
「自立して家族を養いたい。
家族一丸となってサポートしてもらってる。
あきらめない。
両親を不自由させたくない。
この国では学歴がないと生活すらできない」と劉君。
大学進学率も都会住民と大きく格差がある
都会では8割
田舎は1割以下だ。
というのも田舎学生の合格ラインが
都会学生よりも格段に厳しく設定されているから。
田舎者を都会に流入させたくないから。
高校3年生、趙云童君の受験を取材。
彼は田舎出身。
「受験できるだけで幸運です」
「勉強が唯一の道、と言われ続けてきました」
「中国では勉強以外の道を変えられないのです」
2017年6月。受験日。
高校の地元は「受験村」と化した。
試験会場は超遠いので、受験生は
ツアーバスを多数連ねて出発する。
道の両側には赤い旗をふる沢山の家族が見送る。
横断幕も道に貼りめぐらされ、祭り状態。
趙君を乗せたバスも出発。パトカーもついていく。
趙君は第一志望は不合格だったが
中堅の大学に入学した。
2段ベッドが3つ以上並ぶ学生寮へ。
自前のノートPCもある机にすわる趙君。
「戸籍制度は明らかに不公平。平等にすべきです」
2018年2月。春節。朗くんの両親の帰省に密着。
深夜。乗用車に土産物のでかい袋を詰め込む両親。
1年ぶりの帰省。
この時期の飛行機代は高いので、同郷の仲間と
車の運転を交代しつつ、1300㎞を走破して帰る。
20時間の道のり。
一方、自宅の朗くん、窓から両親の帰りを待つ。
到着した車に駆け寄る朗くん。
父「元気だったか？」再会。
部屋では母になつきまくる朗くんだった。
元は1時間尺？30分じゃ足りないな。
もっと丁寧に取材したものを観たい。
子供も親も受験生も描写が断片ばかりで、
単に取材が足りない感。
田舎の中国人の人生の苦境ぶりがわかる取材をして
もっと肉付けしてくんないと。
子供の疎外感、両親が2人とも行く理由。地元の経済とは？
大学に行かないとどうなるのか？
そもそもあの高校に入るにはどうしたのか？
せっかくの取材がもったいない。
この枠も、つまらん記者のオナニー回を流すくらいなら
もうJNN系は「チャイナ・フォーカス」として
中国の真の姿を追跡していけばいい。
国内では政府、司法、役人に何も言えないが
中国にだったらできるんだろ。
人権派弁護士拘束の回もよかったが、
今回はDが顔出ししてるから
いわば中国の「公認」取材なんだよな・・。
やっぱもっと切り込んでくれないと。
赤坂で孤独な子供のキロク、こっちは小粒だけど、手に入れられた。
どっちも中国産だけど、幸先いいぞ！」
謎の車掌「恐れ入ります、乗車券を拝見します・・。
お客さん、いいものを手に入れられたようですね」
ドキュ郎「湿気た仕事ぶりの割には金に困ってなさそうな想田モノ
を大捜索したけどたいしたモノは出なかったよ・・。これからも
大きな期待はせずにがんばる！」
「地方議員になろう！」
週プレの取材に忌憚なく答えてくれる、超フランクな
葛飾区議、立花孝志氏はこう語る
「地方議員はおいしい仕事」
まず給料(月給のみの額)。
例えば、
兵庫県議、月84万。
富山市議、月80万。
神戸市議、月98万。
奈良県・安町議、月25万。
立花の2018年1月の給与明細(2017年12月分)も公開。
月62万1000円。2月分から1000円アップし62万2000円になる。
12月の出勤日数はたったの5日。
年3回のボーナスもある。
年収は1100万。
さらに、政務活動費が月18万円でる
使途は限定されていて、領収書提出必須、
余ったら返却するルールだが、
事務所費としてMAX5万円使える。
「事務所は月20万のタワマンに引っ越しました」
全日出席する必要はなく、自分の関係する日だけ出る。
大体年に30～40日。
「これは以前の船橋市議時代もこんなもんでした」
立花は自分の政党を立ち上げてる
「NHKから国民を守る会」
党員には
埼玉・朝霞市議、月37万9000円
埼玉・志木市議、月34万7000円
兵庫・尼崎市議、月64万円
が。
「まあ小さい市町村ほど議会の拘束日も少ないし、
月給も安くなる」
「だから、ほかの職業と兼業してる議員は多い」
大田区議・おぎの稔(日本維新の党)。月61万8000円＋年3回のボーナス
手取りで年収900万。
2015年の区議選。
定数は50人。立候補者は65人。倍率1.35倍。
「50の内、45は現職が受かっちゃう。
残りの5枠を無所属と選挙に弱い現職が取り合う構図」
「意外と当選のハードルは高い。
地方議員選挙は投票率が3～4割と低い。
と言うことは、無党派層の投票が望めず、
組織票を積み上げる奴が勝てる」
「4年間歳費をもらいつつ、票固めもできる現職が有利」
立花の葛飾区議選(2017年11月)では
定数40に対し、立候補は59人。倍率1.5倍。
372町村で89が無投票当選。
定数以下の立候補者数だった過疎の村は４つ
北海道・浦幌町(月17万5000円)
東京・神津島村
新潟・粟島浦村
長野・南牧村
供託金は町村議選ではゼロ
市・区議選では30万円(政令指定都市除く)
没収ボーダー得票数は県議以上で厳しくなる
市・区議選では
有効得票数÷10÷定数
1％しかとれなくても没収されない！
県議選以上では
有効得票数÷10のみ。
10％以上獲得しないと没収の憂き目に。
地方議員選挙は
生活保護受給中、執行猶予中でも出馬可能。
「だから地方選挙はすごく公平」
立候補に必要な資格としては「居住実績があること」
具体的には公共料金の支払い額。
これが異常に低いのがばれて議員失職したのが
埼玉・新座市議に当選した立川明日香(2012年)。
西東京市議・森てるお(無所属・3期目、議員年収900万、議会拘束150日)
「選挙公報は大事。半年前から個人的に発信してた」
「3期目の選挙では『市議給料アップに賛成してる候補を落とせ』と訴えて
トップ当選しました。賛成派の候補は4人落選しました。」
「既存政党からの公認、支援をもらうこと自体困難。
でも無所属は辞めとけ。自分で党を立ち上げちゃえ。何でもいい。
早く引っ越して地元に溶け込め。
活動レポートを作ってポスティングしろ。
業者に頼むと1軒7円。
葛飾区は20万世帯あるから140万かかる」
立花の党員でもある、
尼崎市議・武原正二。2017年6月の市議選で
定数42に61人出馬、2780票とって24位当選。
選挙活動は30回の辻立ちとポスティングのみ。
引っ越してきて3か月、35日間の活動で当選できた。
『SEGA AGES 2500 Vol.22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦－』バランス調整版交換に関するお知らせ
平成18年5月22日
株式会社セガ
平素は弊社商品をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
先般ご案内致しました、弊社発売のプレイステーション２用ゲームソフト『SEGA AGES 2500 Vol.22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦－」における、アルゴリズムを調整しなおしたバランス調整版の交換方法につきまして下記の通りご案内申し上げます。
記
【調整版における変更の内容】
１. ＣＰＵアルゴリズムの調整・・・・・・・・・・・敵がプレイヤーを無視してMAP左斜め上に行軍してゲ一ムにならないというPS2史上最悪の欠陥
２. 戦闘画面の「ＤＥＦＥＮＣＥ」表示を修正
３. 戦闘結果計算アルゴリズムの調整・・・・・南人彰が攻撃力と防御力のデ一タをあべこべに算出するよう打った。早い話、すべてのデ一タデタラメ。
４. 都市回復力のバランス調整
※セーブデータは引継ぎ可能です。
SEGA AGES 2500 シリーズ Vol. 22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦--
【交換方法につきまして】
[１] まず、下記の要領にてお送りください。
※ お持ちのゲームディスクの印刷面が「青色」であれば、そのディスクは調整版です。
お送りにならないよう、ご注意ください。
----------------------------------
欠陥を故意に出した犯人の名前は韓国人通名の元セガ社員、南人彰容疑者
セガエイジス担当の奥成氏に恥をかかせる目的で犯行に及んだキチガイ通名韓国人
２ちゃんねるで芸能人を誹謗中傷している鈴木ドイツ（鈴木あきら）容疑者はアドバンスド大戦略好きで
ドリームキャストの雑誌でアドバンスド大戦略についてコラムを書いた事もある（ナチスの軍服を着用して著者近影の撮影にのぞんでおり、そこからどういう人間かが伺い知れる）
ただ、どっちが改竄した犯人かわからないが、wikipediaに書いてあったはずのこの欠陥項目は現在バッサリ削除されているので皆さんは悪質な犯罪者および欠陥品にご注意下さい
＃1821(2018年5月27日放送)
「“イスラム国”に引き裂かれた絆 日本人記者が追った6年」
制作：朝日放送テレビ D：玉本英子 協力：アジアプレス
“イスラム国”との戦闘を取材中の玉本英子
今年でイラク戦争が始まって15年。ジャーナリスト玉本英子は、
紛争地で犠牲になる人々の取材を続けてきた。
最も衝撃を受けたのは“イスラム国”による住民虐殺。
クルド人のヤズディ教徒は「邪教」として殲滅の対象になった。
玉本は2組のヤズディ教徒の一家に出会う。
“イスラム国”に村を追われ避難民施設で子供を生んだ新婚夫婦。
5人の子供のうち3人が拉致された家族。
引き裂かれたヤズディ教徒の家族を4年間追った。
ナレーター：安富史郎
内容要約
2012年7月。女性戦場？ジャーナリストの玉本英子は
イラク北西部の街、シンジャルに訪れた。
ここは人口10万人の内、多くがクルド人で、
少数宗教のヤズディを信仰している。
偶然？、クルド人の結婚式を取材。
新郎はミルザ。
新婦はイヴァン。
村人数百人が集まり、祝福のラインダンス。
この町はイスラム国の虐殺を受けていた。
ヤスディ教会の象徴建築物である3角形のミナレット「コッブ」も
イスラム国に破壊された。
子供を含む住民が生きたまま焼かれた。
男性1000人を殺し、
女子供3500人を拉致した
女は人身売買され、子供は戦士として再教育される。
数万人のクルド人が難民となった。
9月。
シンジャルから160㎞離れた難民キャンプ。
ここに2012年の夫婦はいた。
テント暮らし。
ミルザは27歳
イヴァンは19歳
イスラム国の襲撃に会ったときはすきを見て2人で逃げた
イヴァンは妊娠中だった。それから1週間何も食べれず。
家と財産を失った。
半年後、イヴァンは女児を出産。
チーマン(＝すべてを失う、の意)と名付けた。
ミルザはイラク軍の兵士となった。
2㎞先のイスラム国支配下地域に機関銃をぶっ放すミルザ。
「兵士以外に仕事がない。
3か月ごとに300ドルもらえる
生きていくためには仕方がなかった。
イスラム国への復讐と
家族を養うために。」
玉本は別の家族と出会う。
母・ノビラス25歳
父・ハッサン33歳夫妻。
子供は5人。
父は子供4人を連れて親せき宅へ行ったとき
イスラム国の襲撃を受けた。
父と長男のファラ君は銃弾が飛び交う中を逃げおおせたが、
次男
3男
長女は拉致されてしまった。
次女のセルマは無事。
母はこれのショックで精神が不安定に。
泣いてばかり。長男と会話もできない。
「泣いたら少し楽になる」
「何故助けられなかったのか」と夫を責める。
自宅で、次女を乗せたゆりかごを揺らしながら泣く母
母は夫から離れる時間を作るため、家庭菜園を始めた。
「毎日ここで泣く」
「1人でいたい」
布で囲われた小さな畑。
取材当時で拉致時間から1年たつが、
3人の行方は分からないまま。
2015年12月
身代金を払うなどしてイスラム国から解放された
子供や女性がいると聞き、父は車で訪ね歩いた。
3人の子供の情報を聞くが、多くが「知りません」
10軒まわって
「3人はシリアのどこかに別々に売られたらしい」という
情報しか得られなかった。
父のスマホにイスラム国戦闘員を名乗る男から
次男、3男の動画と、3万ドルの身代金の要求が来た。
母、玄関で気を失う。
水をかける家族。
父は親せきから金をかき集めて次男だけ取り戻した。
2016年12月。
母と次女は密航船でドイツに向かった。
10日かかってドイツに亡命できた。
戻ってきた次男はすっかり別人になっていた。
クルド語を忘れ、アラビア語でしか話さない。
「父さんじゃない！イスラム国のおじさんのところへ帰る」
と父には反抗するし、
スマホのゲームに夢中。
長男は「弟は夜中に落ち込んで泣き出す」
次男はスマホにかかってきた母の電話にも興味を
持たず、外へ出ちゃう。
2017年8月。
母と次女はドイツ南部の都市で難民申請中。
収容施設暮らし。娘とアイスを食べる
「長男と喧嘩した次男はナイフを出してきた
以前のあの子ではなくなってしまった・・」と母。
2017年にイラクからイスラム国を追い出した。
ミルザはまだ兵士を続けている。
故郷のシンジャルへ行く。
商店街だった瓦礫のシャッターには
スプレーで「ヤズディ」の殴り書きが。
これはヤズディ経営の店、とイスラム国に知らせるためのもの
同じ住民だったイスラム教徒がイスラム国にチクった名残り。
「ここに戻ったとしてもイスラム教徒とはもう一緒に
暮らせない」と吐き捨てるミルザ。
イヴァンは2人目の子供を出産。テント暮らしは3年に。
「幸せが来ることを待つしかないよ」
10日間泊りの勤務に出ていくミルザ。
2018年4月。
玉本がハッサンの家へ行くと、ドアには南京錠がかかっている。
近所の住民によると、1か月前にドイツに移住した、とのこと。
先乗りしたノビラスの難民申請が通り、ハッサンら3人を呼び寄せたのだ。
ドイツに来ても次男は心を閉ざしたままと言う。
感想
これは1時間で観たいね。
より詳細なバックグラウンドとかが描けるだろうに。
30分じゃ4年間を伝えきれないよ。
でもテレメン枠じゃ、玉本の取材費ねん出に
全然貢献しないだろうに。
＃2426(2018年5月27日(日) 24:55
「安住の地はどこに～札幌･11人死亡火災～」
制作：札幌テレビ D：田村峻一郎、取材：村崎亜耶芽
「もう死ぬと覚悟していた」。
炎が迫る部屋から救出された女性は、恐怖の瞬間をそう語った。
今年１月、北海道札幌市の共同住宅で起きた火災は、
１１人が死亡する大惨事となった。共同住宅を運営していたのは、
生活困窮者を支援する民間の会社で、犠牲者の多くが
生活保護を受給する高齢者だった。老朽化した建物に
身を寄せ合って暮らしていた高齢者たち。
生存者の証言から被害が拡大した背景と困窮者支援の現実を追う。
内容要約
北海道札幌市東区。2018年1月31日深夜11時40分、
元旅館だった生活保護者向け共同住宅「そしあるハイム」が出火。
木造築50年、2階建て、2階に11人居住、1階に5人居住、厨房と食堂があるつくり。
ものすごい炎に包まれ、5時間後に全焼。400平方メートル。
住人16人のうち、11人が焼死してしまった。
2階は9人、1階は2人が焼死。
死者の多くは老人。
男性は85歳、78歳、72歳2人、67歳、66歳、61歳、48歳
女性は82歳、81歳、76歳。だった。
逃げられた住人は
本間光雄さん67歳「ドア開けたら火の海。２階の窓から飛び降りて肋骨骨折」
中島勲さん76歳
吉村サナさん84歳「1階で寝てたら火事。髪の毛も半分焼けた」。
出火の原因は火元が厨房付近であるのがわかっただけで不明。
中島も吉村も、ハイムでの暮らしには満足していたのだが・・。
去年5月、北九州市、6人焼死
去年8月、秋田県横手市、5人焼死
16人の住人のうち13人は生活保護を受けていた。
家賃は月3万6000円＋管理費8000円。
2万円プラスで3食の食事サービス。
運営は札幌市北区の「なんもさサポート」
代表は藤本則良68歳。元ホームレス。
230人の生活困窮者にアパート等の生活支援をしている。
スタッフは7人で回していて、給料は12～15万円。
今回の火災の住宅には消化器も火災報知機もあったが
スプリンクラーは未設置。
「うちの収入のほとんどが家賃収入。ほかの事業で儲けはない。
住居の確保も、古い木造家屋が精いっぱい」と藤本。
2018年3月。函館
NPO法人「きずな」運営の共同住宅。築40年。14人が共同生活。
木造家屋の一軒家を改造。
ここに本間、中島が移ってきた。
中島にもう親族はいない
「親父、おふくろ、弟、妹の順で死んでいった。
妻も若い時に死んだ」
今の宝物は妻の遺影のみ。
「これだけが宝物。」
10年前にムショから出所。警察になんもさを紹介された
本間も離婚後ホームレスに。警察に保護され、署内で1泊
なんもさを紹介され、
2018年1月30日に入居したばかりだった。
毎晩就寝前には水入りバケツを持って
各部屋を回り、吸い殻回収してくれる
札幌市内の別の共同住宅。
赤田一也さん61歳
生活保護受給者。
軽い知障あり。
6年前に帯広のホテルを辞め、札幌に来たが
仕事がなくホームレスに。
バスターミナルの階段で寝ていた
区役所に生保申請したら
「民間団体の炊き出しに行け」と門前払いされる。
炊き出しの団体からなんもさを紹介された。
なんもさ経由で生保も受けられた。
「今の暮らしは天国のよう」
札幌のホームレスは30人
藤本「病院警察刑務所役所から受け入れ要請の電話はよく来る」
番組調べ？では、市内に生活支援施設は69。
885人が暮らしている。
ホームレス支援全国ネットワークの理事長、奥田知志はこう語る。
「全国に支援施設は1000か所以上ある。
いわゆる防火対策として規制するなら補助金とセットにすべき問題」
これが想田の言う「アリバイ取材」の典型例か。
焦点が定まらず、あっちこちをフラフラ取材しまくり
ドキュメンタリーの形に成形しただけ。
小僧局員であるだろう田村が何もわかってない。
赤田を火事現場に連れて行って
焼死した入居者に「(死んだら)辛くなくなってよかったね」と
言うシーンを使うのはどうか？
生き残った入居者はちょっと前に「いいとこだった」と言ってるのに。
生保申請を門前払いする行政に自主努力でやってる住宅の防火規制
強化を要求する矛盾。それ手順が逆では？
まあ所詮が「小僧」パターンの「コレじゃない」感満載の勘違い回。
次週の番組放送内容やゲスト情報だけを
ただ機械のように貼り続けていればいいのに
どういうわけか私怨を含んだ根の暗い特殊な日本語文で印象操作をしている自作自演バカネット工作員がいます
●犯人の情報
鈴木ドイツ（本名？： 鈴木あきら）容疑者
出身地： 北海道札幌市 （在日朝鮮人二世）
年齢： 昭和３６年生まれ（今年５７歳）
主な著書： 大戦略マスターコンバット
テレビ板、伝統芸能板、セガネット麻雀MJ、レトロフリークなどの電通推奨商品を販促する下請け末端ネット工作員
【SEGA】セガNET麻雀 MJ 110本場
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/mj/1523136626/
【互換機】レトロフリーク44【FC.SFC.MD.PCE.GB他】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1520873762/
●ネット工作とは
おもに電通の下請け（実態不明瞭な会社）との金銭契約で動き
ネット掲示板で組織的に或いは自作自演で特定人物や商品を称賛・誹謗書き込みをするなどして
情報操作・世論誘導を目論む行為である
●マヌケな２ちゃんねるネット工作員、南人彰容疑者と鈴木あきら容疑者ら下請け末端ネット工作員が誹謗中傷している芸能人の一例
林家木久扇、三遊亭好楽、平子なんちゃら、ウッチャンナンチャン、東野幸治、林家三平
宮迫博之、ベッキー、山口達也、ダウンタウン、宮迫博之、とんねるず、フジモン、ライセンス、千賀なんちゃら（落語家）
山田隆夫、カープファン（ケロイド～を連呼している）、イチロー（ゴキローを連呼している）、松井秀喜（イボ～を連呼している）
オンライン麻雀「天鳳」の開発者の角田氏（殺害予告）http://potato.5ch.net/test/read.cgi/mj/1484824181/724
セガ社員とシステムソフトα社員（殺害予告）https://potato.5ch.net/test/read.cgi/game/1447069423/999
岡野哲氏（セガ社員、漫画家、コラムニストなどマルチに活躍する文化人）https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gamestg/1511403717/
AKIRA氏（勇者ああああの準レギュラーでありスーパースターでもあるゲーセンミカド常連客https://medaka.5ch.net/test/read.cgi/gecen/1520135076/
＃1822(2018年6月3日放送)
「不死身の特攻兵 ～佐々木友次伍長はなぜ生還できたのか～」
制作：テレビ朝日 D：上松道夫、御手洗志帆 制作協力：FLEX
生前の佐々木友次さん（2015年7月撮影・当時92歳）
太平洋戦争末期、日本軍は劣勢を挽回するため、爆弾を積んだ
飛行機もろとも敵艦船に体当たりする「特攻」作戦を繰り返した。
参謀から「死んで来い」と9回出撃を命じられ、9回生還した
特攻兵・佐々木友次伍長。上官の命令が絶対であった時代に、
彼はなぜ命令に抗して奇跡の生還を成し得たのか？
本人のインタビューを基に、『不死身の特攻兵』を書いた
劇作家の鴻上尚史氏が、現場を歩き、特攻隊の真実と、
悲惨な戦争の実相に迫る。
ナレーター：大下容子（テレビ朝日アナウンサー）
ナビゲーター：鴻上尚史
内容要約
2015年7月。札幌の病院。
寝たきりの老人男性が番組のインタビューに答える。
口元を大きくもぐもぐさせながらも、意識も言葉も明瞭だ。
佐々木友次(ともじ)さん92歳。
日本陸軍は戦争末期の1944年から
航空隊員に体当たりの自爆攻撃を強いた。特別攻撃＝特攻だ。
佐々木は当時21歳。上官からの特攻命令に9回出撃して
全回とも帰還してきた。自爆など一切する気はなかった。
「国のため、天皇のため死ね、と言われても・・。
実態は悲惨なものですよ」寝ながらも、こう言い切る佐々木。
父・藤吉さんは203高地で戦った経歴有。
17歳で仙台の逓信省仙台地方航空機乗員養成所に入った。
「飛行機は好きだったが戦争は嫌いだった」とは佐々木の回想。
ここで操縦を学び、19で陸軍入隊。
当時、仙台の同級生だった中朋江さん94歳
「彼は、かならず戦地から生きて帰ってきます、と言ってました。」
茨城県鉾田市の陸軍飛行学校で訓練。
ここで士官学校の岩本益臣大尉28歳と出会う。
岩本は急降下爆撃の名手だった。
1944年10月20日。学校に改造機が届いた。
99式双発軽爆撃機。
頭から3本の鉄棒？が飛び出ている。
その先に信管がついていて、敵艦に体当たりすることで起爆させる魂胆。
「機体は3mもない。漫画のような機体だった」佐々木回想。
師団長の今西太郎は
「必死必殺の特殊任務だ」と特攻兵を選出した。
これに岩本は立腹した。
「普通の攻撃では効果が上がらないから体当たりしろ、
とはどういうことか？」と。
21日。今西は、岩本、佐々木を含む特攻兵12人を選出。
22日。朝。皆に赤飯が出た。
当時整備兵だった鬼澤留次郎さん89歳。(鉾田教導飛行師団第3整備所属)
「みんな顔色はさえなかった」
上官の出撃命令でマニラを目指していった。
当時、フィリピンは日本軍とアメリカ軍が激戦を繰り広げていた。
連合艦隊がアメリカ軍に全滅させられるのを機に
日本軍は特攻を主流にしていく。
日本の新聞は成功した、と嘘を書いた。
24日。12人は台湾に到着。
全員が飛行場に整列させられた
上官から「お前たちは特別攻撃隊だ」と命令される。
「何で死ぬの？」佐々木回想。
26日。フィリピン・ルソン島のリパ。
司令官の冨永恭次は12人に「万朶隊(ばんだたい)」と名付けた。
(万朶＝沢山の花をつけた枝、の意)
30日。岩本はこっそり機体を改造した。
佐々木らに「爆弾を投下できるようにしたぞ」と教える。
「一度だけの攻撃で死ぬのはもったいない。
何度でもやり直せ」という、唯一まともに考えれる上官だった。
内地の参謀本部は機体に500㎏～800㎏の爆弾を
搭載させ、投下させずに機体が戦艦にぶつかることで
爆発させるように設計してたのだ。
11月5日。佐々木を除いた岩本ら5人だけがマニラへ空路で向かった。
その途中、アメリカ軍のグラマンに撃墜され
4人が死亡。岩本も死んだ。
死を知った佐々木は当時こう思ったという。
「岩本の仇はとらないと。と強く誓った」
「あの人は人間味あふれた上官だった」
「切なくて切なくてどうにもならなかった・・」
5人はそれぞれ、なくなった4人を称えた小箱を胸にぶら下げて搭乗。
3機で飛び立つ。
これが第1回の陸軍特別攻撃命令だった。
当時の動画が記録されている。
レイテ湾。先頭は田中機、次が久保機、最後が佐々木機。
海にアメリカ軍の戦艦3隻を発見、
田中と久保は急降下。佐々木はワンテンポ遅れた。
前2機は玉砕。
佐々木は800㎏爆弾を投下したが命中せず、帰還した。
日本の新聞には特攻で米軍戦艦と輸送船に大打撃を与えた、と嘘の報道。
佐々木も玉砕したことになっていた。
地元当別町では軍神＝殉職特攻兵の出現に大騒ぎになった。
生徒は習字で「軍神」「仰げ軍神」と書かされた。
15日。2度目の出撃命令が出た。佐々木に上官はこう詰め寄る。
「貴様はどういうつもりで前回帰ってきたのか？」
佐々木「空母なら突入、小型船なら突入するな、と言われていたからです」
上官「貴様は死ぬのが怖くなったのか？」
佐々木「犬死にしないようやり直すつもりです」
この日は4機で出動する予定だったが、1機が爆発炎上し、中止に。
25日。3度目の出撃命令。
参謀長は佐々木にこう念を押した。
「すでに2階級特進の手続きもした。天皇にも申し上げている。
これに勝る名誉などない。今日こそ必ず体当たりして来い！」
実質「処刑飛行」だ。
この時も帰還。以降4，5回目も帰還を果たす。
6回目では投下した爆弾が敵艦に命中。沈没までは確認できなかったが。
この時も新聞で2度目の死亡記事(フェイクニュース)が出た。
帰還したら参謀長に怒鳴られた
「この臆病者！貴様は何故死ねんのだ？」
「貴様のような卑怯者で未練がましい奴は特攻隊の恥さらしだ！」
結局、佐々木は9回目まで抗議の帰還を続ける。
12月下旬、佐々木はマラリアに感染。
その間も第4航空軍は特攻を連発する。
特攻機はモールスを押しっぱなしでぶつかっていく
「ぴ～～～」という音が途切れたら玉砕した合図。
と、通信隊の岩崎照子85歳が証言する。
「(当時のことを思い出すたび）何も言えない・・戦争は嫌。」
その後すぐに戦況は悪化し、
日本軍の基地はマニラから北のエチャーゲへ移動。
司令官は台湾に逃亡。
佐々木らは置いていかれ、山中に潜伏生活となる。
1945年3月から米軍は沖縄に侵攻し、陸・海軍は全機が
特攻作戦に動員された。
沖縄への特攻の出発点だった鹿児島・知覧飛行場の
通信兵、桑代茂さん93歳。鼻に呼吸チューブ。
「17～18歳の若者がみんな死んでいった。
ここから沖縄まで飛んでいくと2時間で。」
特攻で死んだ兵士は4000人にのぼった。
1946年1月15日、浦賀へ戻ってきた。
市ヶ谷の第1復員省に手続きに行く。
そこで玉砕を命じた参謀長と偶然出会う。
「普通の兵隊の格好をした男だった。
特に責めることはしなかった。何の感情もなかった。
はやく故郷に帰りたかった」
1月21日、当別町へ戻った。
死んだと思っていた息子の帰還に母が一番喜んでくれた。
「(帰れたのも)やっぱり運だった」
戦後は農業に従事。戦争のことは語らずに生きた。
第6航空軍の司令官・菅原道大の特攻命令についての発言。
「玉砕は兵士自らが志願した、と言う形。
天皇の命令でも死ね、とは言わない。
そして上官も、だれも兵士に死ねとは言ってない」
佐々木は番組取材の半年後、
2016年2月9日、92歳で死んだ。軍の命令ではなく。
佐々木の墓にはこんな墓碑が。
「片道切符を渡されて散っていった
特攻という名の戦友たち。
帰還兵である私は
今日まで命の尊さを噛みしめ、
亡き精霊と共に悲惨なまでの戦争を語り継ぐ
平和よ永遠なれ」
鴻上は要らなかったな。
不死身というより抵抗した特攻兵だな。
奇跡の生還的な視点は違うだろ。
鴻上自体が胡散臭せえし、こいつを1回「特攻」させてみたら
もっとあのヘラヘラした顔が引き締まるだろうに。
正直、番組のプラスになってるのか？
よく上官は辛抱強く9回も出撃させたな。
普通は命令違反で上官に「始末」されちゃうんじゃないのか。
そこらへんがもう一つ説明があれば。
まあでも、ちゃんとまとまったいい出来の回。
＃2427(2018年6月3日(日) 24:55～ 30分
「見えない被災者 熊本地震２年 孤立する暮らし」
←「見えない被災者 熊本地震 ２年の課題（仮）」
制作：くまもと県民テレビ D:城戸涼子」
熊本地震から２年。仮住まいを続ける被災者は今も約４万人いる。
その中には住まいの再建のめどが立たないまま、
支援を打ち切られようとする人や、慣れない環境で
孤独を募らせる人が少なくない。
本来の居住地から遠く離れて、行政からの支援や情報が
届きにくくなっているケースや、復興の陰で周囲から孤立し、
被災の実態が見えづらくなっているケースを取材し、
時が経つとともに新たに浮き彫りになった課題を探る。
内容要約
2016年の熊本地震から2年がたった
倒壊家屋の解体は99.9％完了したが、益城町には
更地だらけ。住宅を再建する動きは極めて鈍い。
現在、仮住まいをしている被災者は3万5690人。
うち、プレハブの仮設住宅住まいが8523人
既存の賃貸物件に住む「みなし仮設」住人が2万7167人。
今年4月までの孤独死は20人、
うち17人がみなし仮設だった
番組は3人の被災者の今を追う。
益城町の被災者、石井光廣さん59歳(杉良太郎似？)
会社員。
益城のアパートが全壊してここに移り住んできた。
6年前に離婚し、2人の娘とは震災を機に連絡がつかなくなった。
現在一人暮らし。
沢山のタッパーに惣菜。
現在は孤独で弱ってる状態。
4リットルのウイスキーペットボトルを10日で空にしちゃう
趣味のペーパークラフトも辞めちゃった。
お城やお神輿の完成品がケースに入って部屋の隅に。
夜。訪問者が。
益城町から委託を受けた、みなし仮設被災者への見守り事業を
するNPO？のセンター長、高木聡志さん(50代？)。
震災半年後から月1回来て話を聞いてくれる。
その結果、酒量のコントロールを始めた杉良。
計量カップでウイスキーを計ってロックで飲む。
長崎市の県営住宅に住む桑原日出喜さん76歳。
妻の靖子さん73歳と同居。
熊本市南区のアパート暮らしだったが震災で
基礎が崩れ、立ち退きせざるを得なかった。
震災2週間後の2016年4月からここに移ってきた。
数日遅れで配達される熊本の新聞を読む
「もう地元の人との交流もなくなった・・」
地元には周りに高校時代からの友人が沢山いたのに
震災でバラバラになった。
現在、熊本のアパート跡は更地で、再建の予定はない。
日出喜さんも体調を崩し、熊本に戻る気力が萎えた。
2018年2月、熊本県から一通の封書が来た。
家賃補助打ち切りの通知だ。
すぐには熊本へ帰れない、と答えて送ったらこれが来た」
家賃補助は原則2年が上限だと県は主張。
将来の展望も今更ないし・・という日出喜さんは
家賃を払う覚悟だ。
番組は益城町で家を建てた人を取材した。
梶原定義さん92歳。老いた仲本工事似。
去年4月にツーバイフォーの平屋を建設。
ただ近所は更地が多く、住人はいない。
元の一軒家は震災で全壊。
妻のツネヨさんは2001年に死去していた。
ここにも高木とおばさんスタッフが来訪。
「夜は寂しい。物音一つせん」と仲本。
2018年3月。益城町の公園。昼。
仲本ら、住民20人が集まっての宴。
みんなで地元の唄を合唱。
ハモニカおじいさんの伴奏で。
2018年5月。団地そばの公民館？
杉良がペーパークラフト教室開催
見本にサグラダファミリアの完成品が展示。
感想
被災者でなくても、都会にもっと孤独なやつ、いっぱいいるしな。
完全に元通りに戻すのできないんだから自分が変われ、ってことか。
自治体が地元に家まで建てて面倒見ちゃいますよ、
というような思い切った方針をやったら番組にする価値はあるけど。
まあ夕方のニュース素材程度で充分な回だった。
『SEGA AGES 2500 Vol.22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦－』バランス調整版交換に関するお知らせ
平成18年5月22日
株式会社セガ
平素は弊社商品をご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
先般ご案内致しました、弊社発売のプレイステーション２用ゲームソフト『SEGA AGES 2500 Vol.22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦－」における、アルゴリズムを調整しなおしたバランス調整版の交換方法につきまして下記の通りご案内申し上げます。
記
【調整版における変更の内容】
１. ＣＰＵアルゴリズムの調整・・・・・・・・・・・敵がプレイヤーを無視してMAP左斜め上に行軍してゲ一ムにならないというPS2史上最悪の欠陥
２. 戦闘画面の「ＤＥＦＥＮＣＥ」表示を修正
３. 戦闘結果計算アルゴリズムの調整・・・・・南人彰が攻撃力と防御力のデ一タをあべこべに算出するよう打った。早い話、すべてのデ一タデタラメ。
４. 都市回復力のバランス調整
※セーブデータは引継ぎ可能です。
SEGA AGES 2500 シリーズ Vol. 22 アドバンスド大戦略 －ドイツ電撃作戦--
【交換方法につきまして】
[１] まず、下記の要領にてお送りください。
※ お持ちのゲームディスクの印刷面が「青色」であれば、そのディスクは調整版です。
お送りにならないよう、ご注意ください。
----------------------------------
欠陥を故意に出した犯人の名前は韓国人通名の元セガ社員、南人彰容疑者
セガエイジス担当の奥成氏に恥をかかせる目的で犯行に及んだキチガイ通名韓国人
２ちゃんねるで芸能人を誹謗中傷している鈴木ドイツ（鈴木あきら）容疑者はアドバンスド大戦略好きで
ドリームキャストの雑誌でアドバンスド大戦略についてコラムを書いた事もある（ナチスの軍服を着用して著者近影の撮影にのぞんでおり、そこからどういう人間かが伺い知れる）
ただ、どっちが改竄した犯人かわからないが、wikipediaに書いてあったはずのこの欠陥項目は現在バッサリ削除されているので皆さんは悪質な犯罪者および欠陥品にご注意下さい
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