風をよむ 
〜社会のすき間で〜
Na) この春、登校のスクールバスを待つ小学生たちを凶器を持った男が襲い、
  保護者、そして小学生のふたりの命が奪われるという事件が発生し、
  私たちに衝撃を与えました。
  そして今月の18日、京都で起きたアニメーションスタジオへの放火、
  犠牲者が30名を超えるという史上類を見ない痛ましい事件となり
  令和という新しい時代を迎えたばかりの日本で
  安全であるはずの日常生活をいともたやすく破壊する危機が
  私たちの身近には常に潜んでいるということを思い知らされました。
  そして、いずれも容疑者の動機が見えにくいということも共通しています。
  この容疑者をつくりのあげたのは、私たちが形成する社会の見えにくい「すき間」だったのではないでしょうか。