優良UNIX系企業で学生の人気も高い会社から内定をもらった。
ある日、説明会に内定者全員が呼び出され、
「これで入社確約書提出かな?」と胸を踊らせたものの、
いつもは高級ホテルの会場なのに、その日はなぜかプレハブ小屋みたいな所。
入社に向けての話を少し聞いて、人事担当者が突然こう切り出してきた。
「当社は今、新規事業が失敗し、かなりの額の負債を抱えています。」
希望に満ちていた俺の頭はパニックを起こし、
それ以降の人事担当者の言葉を全然覚えてないよ。
俺はなんだか怖くなったけど、説明後、
人事部長が内定者の席をまわり、それでも入社確約してくれるよね?
と聞かれたので、
「事業を立て直すのは大変でしょうけど、入社して会社の力になります」
と思わず言ってしまった。

それから2年くらいして、入社した会社はあっけなく倒産してしまった。
それよりショックだったのは、この会社の内定を蹴って他社のLinux系企業に就職した
知合いは順調そのもので、昇進して高給取りになっていると聞いたことだった。

俺もしかして騙されてたのかな?(つд∩)ウエーン
信じてたのに、どーして会社の危機を見抜けなかったんだろ。
でも、こんなのってヒドイよ!