>>228

不注意に効くというよりもドーパミン分泌させて集中力とやる気をあげる薬なんで。
一種の「興奮剤」だからエンジン発火機能しかないよストラータは。

ドーパミンエンジンが点火した結果として、

1.前頭前野の活性化(意思決定の合理化、ワーキングメモリup、計画性、行動習慣化)

2.快楽を感じやすくなる(ルーティンワークなどなんでもない仕事の達成に対しても「できた!」と喜びを感じるようになる)

3.ストレスの上昇(ドーパミン分泌によってやらなければいけないことに対して意欲が上がるが、同時にそれがうまくいかない時にストレス症状が発生する)

4.ノルアドレナリンの分泌→覚醒作用、眠気が覚める、血圧上昇、身体の緊張&興奮、意欲上昇、副作用(ヒステリー、パニック、攻撃作用)

こういうことが起きる。


コンサータはADHD脳のドーパミンが滞った部分に作用してドーパミンを無理やり分泌し、集中力とやる気と興奮を上げるけど、
そのブーストによって当然、服用してない時よりも疲労感や焦燥感が溜まりやすくなる。

体の疲労や頭の焦燥(せっかち、イライラ)がミスを増やすのはよく言われている通り。

ADHD症状である集中力&意欲不足が原因の不注意は減るかもしれないけど、別の原因(疲れ、焦燥感)の不注意はまた新たに起こるかもしれない。

毎日ゆっくり睡眠や休養をとって、焦らずに暮らすことが大切。コンサータ飲んでない時にADHDがむしろ得意としていた「ゆっくりのんびりマイペースに生きる」ってことが、薬によって出来なくなる側面は確かにある。