やはり入院森田が最強か

「私は現在42歳ですが、20歳当時の若かりし頃、中野にある診療所に約半年入院し、知準先生に数多くの打ち込みを頂いた身でございます。

私は、重度の強迫神経症、潔癖症、対人恐怖症などが複雑に絡んだ実に厄介な鈴木学校の生徒(患者とは言いませんでした)でした。

もう筆舌に尽くしがたい心境で辿り着いた鈴木知準診療所。白衣ではなく背広姿の先生が初診で私に言ってくださった言葉、未だ忘れ得るものではございません。
「君は大丈夫だ。時期が来たらスッと治る。」・・・実に淡々とキッパリ話されました。とめどなく溢れる涙を堪える私。

あれからもう22年。その後、私の神経質な性格は当時と全く一緒ですが、一つだけ大きく変化しました。それは自分の強迫的観念と対峙・対決しなくなり、目の前にある物事に対してスッと身が動くようになりました。
そして私の人生は180度変わりました。本質を見抜く感覚も宿りました。全て知準先生のお陰です。命の恩人です。

私は24歳で東京の中堅企業に入社し、20歳代後半には一人で年間20億円売上げる営業職トップとなり、32歳で役員となり、34歳で系列6企業の役員、および2企業の代表取締役にまで就任しました。その間10年です。
その後は、最大手のネット通販企業の執行役付に競争率700倍の難関を一気に突破し就任。現在は故郷に戻り、ボランティア、非営利を旨とした活動を致しております。

鈴木先生とのご縁がなかったら、今の私は存在しません。きれい事の理論なんかじゃなく実践を生涯貫かれた偉大なる鈴木先生に深く深く感謝と哀悼の意を表します。」