ベンゾジアゼピン系の超長期型の抗不安薬、メイラックスやレスタスなどのスレです。

【ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)】
仏サノフィ社が開発した比較的新しいベンゾジアゼピン。
最高血中は1〜2時間後で作用発現速度は中程度。
血中半減期は122±58時間の長時間作用型で、1日1回投与が可能。
1〜3週間の連続投与で定常状態に到達、蓄積性は認められていない。

作用強度や薬理は通常のベンゾジアゼピンと異なり、
抗けいれん作用は強いが抗不安作用は中〜強程度、鎮静・筋弛緩作用は比較的弱い。
ジアゼパムとの比較では抗コンフリクト作用は2倍、抗けいれん作用は7倍、静穏・筋弛緩作用は同等。
有効率は、神経症約60%、心身症約70%(胃十二指腸潰瘍約90%、慢性胃炎約75%、過敏性大腸炎約70%、自律神経失調症約65%)。
副作用は眠気約10%、めまい・ふらつき約1%だが長期服用継続中に減少消失する。