>>271
内海の糞下手日本語は誤解されても仕方ないが、しかしそうだとしても、
「半減期無限」「頭打ちしない」までは言ってないぞ。



内海聡は、読み方によっては「半減期期限と読めなくもないが、
『睡眠着中毒』から当該箇所を正確に引用

これを読むと、「無限「頭打ちにならない」は、やや飛躍した解釈じゃないか?

睡眠薬には、効果が表れる時間が長いものと短いものがある、ということくらいは誰でも知っているだろう。それについては、睡眠薬を処方するときに医者も説明していると思う。
では、前述したように、「ハルシオン」のような超短時間作用型では、服用と服用の間に禁断症状が出て、
昼間でも睡眠薬を欲するようになるということも聞いていただろうか。
おそらく、そこまで説明する医者はいない。

では、作用時間が長いほうがいいかというと、
半減期が長ければ長いで別の問題が生じる。
中間作用型でも、半減期は24時間前後である。
これは、服用してから1日たっても、血中濃度がピーク時の半分にしかなっていないということだ。
つまり、半減期が24時間の睡眠薬を毎晩飲んでいる人は、昨夜飲んだ分の作用がまだ残っているのに、さらに血中濃度を上げていることになる。
それを毎晩、続けていたらどうなるだろうか。血中の睡眠薬濃度はどんどん高まっていくばかりである。

薬というのは、「有効血中濃度」といって、ある一定の濃度に達しなければ作用は出ない。
しかし、半分残っているところに薬を足して……ということを繰り返していれば、血中濃度が下がらないまま、作用が出続けることになる。
当然、余計な症状も増える。それに対して、別の向精神薬を処方されれば、ますます分解されにくくなり、どんどんたまっていく。
(睡眠着中毒 内海聡 PHP新書129〜130ページ