2:用件は直接的に切り込まないと分からない

たとえば「この部屋、ちょっと暑くないですか?」っていっても、
奴等は「そうですね」とか「いや、自分はちょうどいいですよ」とかしか言わない。
「こっちは暑いと思ってるんだけど、だからって冷房をつけてくれとか窓を開けてくれとかは言いづらい」
「それとなく匂わせて、相手にこっちの気持ちを理解してもらおう」
という論法は、連中にはまず通じない。奴らに何か頼みたかったら直接的にいう、これしかない。
さっきの例なら「部屋が暑いと思うので冷房をつけてもいいですか?」とかね。
部屋が暑いくらいなら別にいいけど、相手に注意をする時とかあるでしょう。たとえば隣の部屋が毎晩うるさいとか。
でもそれが言いづらいときもあるわけです。だから健常者の世界では「○○さん、いつも夜遅くまで起きてるんですか?
僕はその時間は寝てるんですが…」みたいに遠まわしにいうわけですが、奴等はこういう戦術が理解できない。
「こっちは寝てるんだから、夜遅くは静かにしてくれ」というメッセージが伝わらない。
だから直接的に切り込むしかない。でもそれって角が立つわけです。そいで言い争いになったりするから手に負えない。