釈迦に信用を寄せる人間が私にはわからない。自分の人生の問いに対して、あの時代にあって思索し尽くす様は見事だし、生に対する対する諦念は確かに共感する。
でも、彼は輪廻転生を前提とした宗教の出であるし(バラモン教)、死や死後の永遠の時間に対してほとんど考えを巡らすこともなかったように見える。釈迦もたんに一人の人間であって、もう死んで無になってることを思うと
ここまで神格化される理由がないのではないか。