>>960
医学上の文献などに書かれている脳の位置の役割について知っていてもそれを応用できるかと言えば非常に難しいと思う。
その脳の位置はただ単なるエンジン部でしかない可能性もある。
エンジンを動かす起になる脳の部分というかスイッチみたいなもの(初期行動)を探す必要があるが、それはやはり実践上で探求していく他無いと思っている。

頭に響く声は聴覚と言うより疑似聴覚と言うべきか。
今、まさに文を打っているわけだが、自分の声を脳内に出しながら打っていると言う感じである。
どうやらそれはできるようで、ただ、脳内のやまびこの様な反射は無い感じである。
そこの脳機能は個人的にはもう必要ないと思う。
そしてこの文脈は無意識的に形成され、脳内に貯められて勝手に構成された無形の情報を有形の文字に変換しているだけに過ぎない。
要は短期的な記憶自体はしているのだ。
情報はどんどん脳に入っていると言う訳だ。
しかし、なぜ短期記憶が我々は苦手なのかと言うと決して欠落しているわけではなく、その情報が何かしらの方に回っているんじゃないかと。
短期記憶を取り入れて排出する弁みたいなものが壊れているんじゃないかと。
どうやら無形思想の長期記憶にどんどん流れ出ていると言う感じがする。
そしてそれは情報として取り出すのが非常に難しい。
我々統合失調症の場合、ふとした切っ掛けで過去に取り入れた記憶、つまり情報が湧き出てくると言う経験があると思う。
要は記憶という構造原理自体が何かしらの原因で健常者とは異なる形状となっている可能性が高いのである。