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親ガチャが話題になる一方で、親の立場から見た「子ガチャ」という言葉もネットでは散見される。

 「親として自分の子どもが思いどおりになっていないとか、自分の理想と違うということはもちろんあると思う。ただ、ほとんどすべての親にとって、やっぱり子どもはかわいいわけだ。かわいいがベースにあって、まだないものを求めているということなので、それは時間が解決してくれる部分もあるとは思う」

 子ガチャについて、テレビ朝日の田中萌アナウンサーは「どんな子どもが生まれるか、まだそういう生む勇気がない。私たぶん(子どもに)期待をすごくしてしまうと思っていて、もし自分の期待と合わなかった時、もちろん広く受け止めるべきだが、そうできるかという自信がない」と率直にコメント。

 それに対し、藤井氏は次のようなアドバイスを送った。

 「親のイメージと違ったお子さんが生まれて、育てにくいとか、もっとこうなってほしいとかっていう、親御さんの相談を受けることもある。『なぜ親の自分とこんなにも違うのか』と悩む方々もいる。それはやっぱり時間をかけて、だんだんと自分なりの親のあり方を見出していくこともあるし、子どものこういういいところがあるんだとか、この子はこういう子なんだっていうあるがままを受け入れていくプロセスがほぼ必ずある。それがいつになるかは個人差があるが、期待と現状のギャップはいずれだんだんと解消していくものだと思う」