「1カ月に1回しか射っちゃいけない注射を、3日に1回射っちゃうって状況ですね。もう腫れて喉が完全に塞がって、声帯開いてないんですよ。それを注射で無理矢理こじ開けて声を出すだから身体中ムクんじゃうし、ハイになっちゃうし。何か危なかったですよ最後はもう」
-そんな破滅状態を支えてたのは
「もう執念です」
-レコーディング終わった後の事、ライヴの事とかはもう全然
「何にも考えてない。もう唄うか死ぬかって感じですね。俺が倒れたらレコーディングも終わっちゃうし……夢の中に居るみたいだった、悪夢の中に」
-地獄の淵ですか。
「地獄絵図。で、眠れないんですよ頭がキンキンして。疲れてるし寝不足だし、寝なきゃいけないのにベッドに入っても全然寝られないんです。目が冴えちゃって。注射のせいもあるかもしれないけど」
-こんな状態が一生続いたらどうしよう、的な脅えも強力でしょ。
「死ぬ(笑)。死んだ方がマシですよ」