1990 X PHOTO & TALK
>タイジ:俺がXにもう一回戻るとき.俺もそのときは家出少年でサ,
>ヨシキに面倒見られてたの.何度も何度も泊まってサ,
>ミーティングして,飲んで,話して....言ってみるとクサいんだけど,
>なにかのアレで,本当に"痛みを分かち合いたい"みたいな部分でね,
>「とりあえず一発ずつ殴れ」ってことになって....でもこいつ,
>絶対先に殴ろうとしないの.それで俺が先に殴ったら,瞬間に
>倍になって返ってきたんだよ,バコーンて.星見ちゃったよ.

>トシ:飲んでて,二人で外に出て行ったの.

>ヒデ:「どうせ抱き合って帰ってくるんだよ」って話してたらそのとおりになった.

>パタ:わりとその頃の定番だったよね.

>タイジ:でもね,マジでね,泣くのよ,こいつ.殴っておいて泣いちゃってサ.
>俺は「痛えなあ」と思ってて.目が合うとサ,この男はもう泣いてサァ,
>俺の頭,ガンガン振るの.「アタマ痛いからやめて〜」って(笑).
>...俺,Xのトラブルメーカーだよ.それ,自分の役目だとも思うからサ.
>普通の人間だったら,俺なんかもう,いやになるよ.
>だけど自分を殺してまで面倒見てくれてサァ....俺のこと,
>やっぱり目が離せないと思ってるんだよ.親友なんていう言葉じゃないけど,
>もしそれがいるとしたら,...こいつ.ヨシキだよ(泣きそうな声).
>なんか...,思い出しちゃうよ,昔のこと.そんな軽い話題でね,話せないよ....