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WING WORKS、20代で世に出て、30代を踏ん張って、40代でもう一度花開く

RYO:SUKE:音楽に興味を持つようになったのは中学生の頃でした。僕の母親が河村隆一さんのファンだったんです。
       当時の河村隆一さんはソロで「Glass」とか「BEAT」を『MUSIC STATION』とかで歌っていて。
       他のJ-POPアーティストとは雰囲気が違っているじゃないですか。それで印象に残っていたんですね。

──LUNA SEAではなく、まず、ソロとしての河村隆一さんだったんですね。

RYO:SUKE:そうなんです。昼の情報番組で「河村隆一のバンド、LUNA SEAが復活!」というニュースを目にして、
       “河村隆一さんはバンドをやっているんだ”と思って。LUNA SEAはメンバー全員黒づくめだし、
       サングラスをしているし、名前がアルファベットだしという感じで、 “なんだ、この人達は?”と思ったんです。
       それが、僕のヴィジュアル系との出会いでした。すごく興味が湧いて、どんな音楽をやっているのか知りたくなって、
       『LUNA SEA COMPLETE BEST』を聴いたんですね。このアルバムは1曲目が「BELIEVE」じゃないですか。
       最初にシンセが“フワーッ”と鳴って、真矢さんのフィルから曲が始まった瞬間に衝撃を受けて、ロックに目覚めました。
       それに当時はL’Arc~en~CielとかGLAYといった人達がバンバンテレビに出ていたこともあって、男性がメイクをして、衣裳を着て、
       美しく魅せていくというジャンルにのめり込んでいって、もうヴィジュアル系は全部聴いていましたね。