KIRITO「ANTI-MATTER」MV 50点

どこにでもあるポストグランジ風の楽曲で、洋楽っぽい曲にキリトの声が乗るというのはやはりミスマッチ感が否めない。こういう曲調なら歌詞で刺さるものが欲しいが、特になにも響かなかった。その分、5分は冗長に感じた。映像も特に印象残るものはなく、キリトのパフォーマンスも可もなく不可もなしといったところか。ただ、形にはなっているので、50点ぐらいが妥当だろう。


KIRITO「INTO THE MIRROR」MV 60点

こちらはポストハードコア風の楽曲で、こういう曲調はキリトに合う。曲の構成も悪くないと思うが、グッと来るような山場は無かった。PIERROT時代なら曲中のどこかで感情を爆発させていたはずが、終始淡々としたパフォーマンスなので物足りなさがある。映像も悪くないが、キリトがもう少し乗っていても良かったんじゃないだろうか。クールに決めるのは良いが、見方によってはぼーっと突っ立ってるだけにしか見えない。



KIRITO「RAID」Lyric Video 70点

Aメロを激しめ、重めにして、サビでキャッチーでポップな曲調に転換させるキリトおなじみのパターン。個人的には重くする必要があるのか?と思う。これがPIERROT初期だと、Aメロを暗め、軽めにしていて、そこからサビで明るくなる。そっちのパターンのほうが好きだ。ちなみにリリックビデオとしての映像コンテンツとしてはだいぶ良くできている方だと思う。MVとして見るから変に感じるのであって、よそのアーティストのリリックビデオとかいろいろ見てみるとできの良さがわかると思う。