(V) この時節までPCが辿りついて
|| CUIとGUIでやれそうなスタイルは大方出揃った
今のWindowsのような荒削りなことで荒稼ぎを夢想するスタイルを捨てきれないのは
例えれば、中国とか韓国の高速鉄道のようなものだ
レアアースを利用した強力なマグネットが出現しているのだから
単に、車輪を高速に回転されるなんてことは別に革新的なことじゃない
磨きに磨いた部分の高度な調和を見出すことが求められる
振動に緩まないねじ一本の品質を追求しないと
更には、総合的な保守管理技術が成熟しないと
吹っ飛んだカバーをガムテープで固定して高速鉄道車両を発車させてしまうことになる
マイクロソフトがやっていることはそれに近い、わわわわわ
思い出してもらいたい
アメリカの自動車産業が凋落したのは
プロダクト構成の調和を求めるときに、想定した要求水準が一見達成されればよしとする
金計算の得意なビジネススクールのマインドが主導したからだ
低開発国を含め、全世界にPCが爆発的に普及するという
荒削りな急激な趨勢の下にあって
商品とサービスの提供には滅茶苦茶な事態が生じているが
そんな風潮に悪乗りして済むという黎明期のマインドではことは収まらない