σ < ジャガイモには、結果的に表層に有毒な青酸を含んでしまう遺伝子が備わっている
 (V)
  ||     農作物に遺伝子操作をする一つの要因は
       気候条件土壌条件を克服し、害虫に強い品種を生み出すためだ
       この程度のことは遺伝子について何も知らなくても想像はつく

       虫が付きにくいということはある種の生物にとって好ましくない成分が含まれたり
       外に向けて放出したりするからだろう

       遺伝子操作で好ましいものが単純に発現すれば万々歳だが
       未知の害悪を引き連れてくるかもしれない
       それをどれだけ調べ上げることができるかどうかはケースバイケースだろう

       強ければ外敵から守れるが
       強さが手放しで喜ばしいものだけでないことも、また、明らかだ
       だが、強さがなくて解決できることでもない

       一つの要因を特化して強力にしただけで、現実の好条件を作り上げるのは難しい

       どんな価値にでも変換できる金は極めて強力だが
       手放しに出来ないことも、また、言わずもがな

       自然に進化してきた生物が、単純に安全でないことはジャガイモの例でも明らかだ
       生薬だから安全なんて言うのも眉唾物だ

       人にしろ企業にしろ、次から次へのどんでん返しの連続だな