よく「セグメントアドレス:オフセットアドレス」という
書きかたをする。

ちょっと考えるとわかるが、例えば、
0x0001:0x000F と 0x0000:0x001F は、実際には同じメモリを
指している。これにハマることが時々ある。

また、どのセグメントレジスタがアドレスの算出に使われるか、
というのは、目的ごとにデフォルトが決まっていて、

IP レジスタのアドレスから命令を読む時は CS
(よく CS:IP と書く)

SP レジスタ(スタックポインタ)を参照する場合や、
(スタックへのプッシュやポップ)BP レジスタ
(ベースポインタ)を参照するメモリアクセスは
SS レジスタ、

そのほかのたいていのデータの読み書きは DS、

となっている。「セグメントオーバーライド」を
指定してやると、セグメントレジスタを指定してメモリに
アクセスさせられる。