本編スタート

場面は移り翌日の昼間。
騎士補佐・イシュトは麻薬横流し組織の三人組を追って下水道に入ってきている。

イシュト「くそ、急に走り出したかと思ったら下水道に逃げ込みやがって。
尾行してるのがばれちまったか。まぁいいさ。捕まえれば同じことだ。」

下水道のダンジョン

イシュト「さて、追いついたぞ。観念するんだな。
オレだって、あまり手荒な真似はしたくないんだ。」
デンチュウ「おい、どうする?!」
チカフジ「今やっちまっていいのか?」
イシュト「なにをワケのわからないことを言ってるんだ。
観念するのか、しないのか。どっちなんだ。」
サンデン「やっちまっていいのかはわからねぇがこのまま捕まるワケにもいかねぇ。」
「強引にトンズラこくぞ!」
イシュト「・・・俺の横を抜けられるかどうか、わかりそうなモンだけどな・・・。」

イシュトVSチンピラーズ。戦闘終了。(三人は縄でぐるぐる巻きになっている。)

イシュト「最初から大人しくしてればこんな目にあわずに済んだのにな。」
サンデン「・・・」
チカフジ「・・・」
デンチュウ「・・・今だっ!」

(チンピラーズ、縄でぐるぐる巻きのまま逃走。)

イシュト「あっ!・・・くそっ、一体どこにあんな力が残ってたんだ。
・・・。仕方ない。今日はこのあたりでレフスのところに戻って報告するか。」