縦取り系は白番黒番試して、定石の評価値を修正してみました。
あと、AIの進行ごとのパラメータを試行錯誤して、なるべく負けないようにしてみました。
これにより、AIの読み時間が結構伸びて、1ゲームワーストケースで1手2分、トータル
5分くらい思考してしまいます。これは、反復深化などで、タイムアップをせずに、次の
ステップに入る制限時間だけ決めているためです。

EDAX+Unified Book先生はレベル21で、黒番白番ともに引き分けになります。
こちらは20手前に定石が切れていますが、その後も最善手が打てているという事になり
ます。こちらは何局打っても手を変えないので、EDAX先生のBookの進行に合わせた
だけですが。一方zebra先生は比較的手をいろいろ変えてくるので、勝ち負けが発生します
(もちろん、各アプリの設定次第ですが)。

序盤定石の評価値をそれなりにしたら、後は引き分け進行をひたすら登録していって、
相手が最善しか着手しないと信用すると負けないプログラムができちゃうのではないか
と、ふと思いましたが・・・。トップ同士の対局が引き分けばかりになるのは、こういう事
なんでしょうね。というか、完全解析ってこれが完成した状態なのか。

EDAX先生のUnified Bookは、いくつかの引き分け進行棋譜の集合体のようですが、
元データが幸い既知のWthor形式なので、それをもらってしまうと、トップレベルになる
のかなぁ。トップな人がBook構築に主眼を移したり、開発が止まったりする訳だと。

そろそろ、混とんとしているプログラムを綺麗に直して、パクリBook作って開発終了しちゃ
おうかと思い始めています。速度的には、まだまだ改善の余地はありそうですが。