2Dの頃は普通に作れたのに、3Dになって作りにくくなったものがある
例えば「ドアノブを掴み扉を開閉する」「はしごの上り下り」「階段の上り下り」が挙げられる
いずれも3Dキャラの手足モーションとオブジェクトの位置関係を完全に一致させないと不自然になってしまう
モーションをカットするとか位置関係を無視するとなると没入感が失われる原因となる

キャラの体格とモーションとオブジェクトを完全に規格化しなければ製作はおぼつかない
作者が違う別々の素材を混ぜて使うとかキャラによって体格差があることを表現する場合は初心者は完全にお手上げかもしれない
これが2Dでしかも低頭身ならば何とか誤魔化すことができたのだからどうしようもない

市販ゲームでもゼノブレイドは、ドアノブのある扉が存在せず、はしごは壁の模様に張り付く崖登り方式で、階段は書き割りだった
このことは非人間種族を含めた多人数パーティを採用するゲームでこれらのものを作るのはプロでも難しいということが分かる
逆に言えばゼノブレイドのようにすれば違和感を抑えつつ3Dゲームが作れるという好例といえる
ゼルダの伝説時のオカリナはしっかりドアノブ付き扉やはしごがあったので主人公が一人で体格差も大人と子供くらいなら何とかなるようだ