神奈川県警緑署は12日、友人の女子高生(15)に売春させたとして、横浜市緑区と川崎市多摩区に住む15歳と16歳の少女(ともに私立高1年)を児童福祉法違反(淫行(いんこう)させる行為)容疑で再逮捕した。
 女子高生にわいせつな行為をして現金を渡した東京都大田区多摩川1の会社員、勝尾昌弘容疑者(29)を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)容疑で逮捕したと発表した。

 少女2人の逮捕容疑は、今年8月25日、横浜市南区のホテルで、女子高生を勝尾容疑者に売春させたとしている。同署によると、女子高生は勝尾容疑者から受け取った2万5000円を少女2人に渡した。

 2人は女子高生に対する恐喝容疑などで逮捕され、現在少年鑑別所に収容中。
 3人は遊び仲間だったが、女子高生は「いじめ」に遭っていた。
 女子高生と保護者が同署に相談して発覚した。勝尾容疑者と少女2人は伝言サービスで知り合ったという。