今野「久保、そなたにセンターとしての才は無い」
(久保が泣いて出て行った後、傍にいた梅澤に)
今野「あれにセンターの才はない、それは明白じゃ。じゃが、余は知っておるぞ。あれが、夜明けから夜半まで、歌に演技に、誰よりも励んでおることを。あの気持ちを持ち続けるならば、大丈夫じゃろ。己を鍛え上げることを惜しまぬ者は、いずれ必ず、天賦の才のある者を凌ぐ。きっと、よいセンターになろう」