歴史的には中国の国力は日本の3〜4倍あって、
それでも日本は1500年独立してきた。
当面、朝鮮半島南部が自立している好条件で日本が中国に飲まれるとか屈するとは信じない。

しかし、中国海軍との建艦競争をまともに受けて立つのは無謀では?
おそらく中国海軍の目標は、
旧日本海軍と同じく西太平洋のコントロール、
黄海、東シナ海、南シナ海の聖域化、
インド洋と中東へのシーレーン確保。

米国の空母10〜12、強襲揚陸艦9〜12に対し、
中国海軍は空母6〜8、軽空母4〜6の装備を目指すだろう。

さて、海自は中国海軍対抗で空母4、軽空母4を整備すべきだろうか?
しかし、海自が拡張すれば中国海軍の目標が上乗せされるだけ。

通常動力潜水艦と、陸上設置の隠蔽、移動可能な長距離対艦巡航ミサイルの方が
効率的だし、無駄に中国の軍拡を煽らないのでは。

あと、東アジアの軍縮会議をどこかの段階で開催すべきだ。
軍縮会議を俎上に載せるためには、ブラフとして、
日本も軍拡計画を出す必要はあるかもしれないが。