防衛省シンポジウムの概要3「パネルディスカッション」
http://www.mod.go.jp/j/publication/events/symposium/2013/gaiyou3.html

【装備品の優先順位付け】

島田氏:南西諸島防衛重視となると抑止力として航空母艦を持つべきではないかという意見があるがどうか。

齋藤氏:航空母艦と一言で言いますが色々な種類がある。米海軍が持っている正規空母(フラット6万トン近くある)、
     中国が持っているスキージャンプ方式、などがある。
     日本としては、アメリカのような正規空母を持つことは到底現実的ではない。
     予算をかければできるだろうが、予算をそこだけにかけなければならず防衛力としてバランスの欠けたものとなってしまう。
     ただ、正規空母ではなくて、航空機をある程度運用できる装備は必要だと思う。
     特に南西諸島において固定的な飛行場を確保できない状況の中、あれだけの空域をカバーするためのものは必要。

平成25年度防衛省シンポジウム パネルディスカッション
http://youtu.be/Dw_FgiUd64s?t=16m3s
平成26年2月26日(水)

齋藤 隆 防衛省顧問(元統合幕僚長)