爆発物で自殺図ったか 死亡の元自衛官の衣服から遺書 宇都宮
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20161023/k10010741091000.html

23日昼前、宇都宮市の中心部にある公園や駐車場で相次いで爆発があり、このうち公園で男が死亡し、
近くにいた中学生ら3人が爆発に巻き込まれて重軽傷を負いました。
男は市内に住む72歳の元自衛官と確認され、衣服からは遺書が見つかっていることから、
警察は、元自衛官が何らかの爆発物を使って自殺したとみて詳しい経緯を調べています。

23日午前11時半すぎ、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園付近で複数の爆発音が聞こえたと消防に通報がありました。
警察によりますと、爆発があったのは宇都宮城址公園内の駐輪場の付近で、男の遺体が見つかりました。
遺体は爆発による損傷が激しいということです。
また、公園内にいた3人が爆発に巻き込まれ、このうち64歳のパート従業員の男性と58歳の男性がいずれも大けがをし、
市内に住む中学2年の14歳の男子生徒が足に軽いけがをしました。

その後の調べで、遺体の歯形などから、死亡したのは宇都宮市針ヶ谷町の元自衛官、栗原敏勝容疑者(72)と確認されました。
衣服からは「命をたって償います」などと書かれた遺書が見つかったということで、
警察は、何らかの爆発物を使って自殺したみて殺人未遂などの疑いで調べることにしています。