5500tの舷側装甲は、しばしば63mmと書かれるのだが、これは船殻の1インチHTと、
これに貼り足した1.5in HTの合計だ。
 装甲板が構造材を兼ねている場合はともかく、そうでない場合に、
船殻の板厚を装甲としてカウントするのは変ではないかと思うのである。

なおオマハ級の装甲帯は3inで、これは船殻部分を含まない値だろうから、
 オマハ級: 3in (class A?) + 船体(1in以上?, HT?)
 5500t: 1.5in HT + 船体1in HT
となり、むこうが断然格上なんだなと改めて認識させられる次第