中華人民共和国の国家運営方針には長期目標がある。それは・・・。

「1949年まで外国の侵略に悩まされ 恥辱の歴史を味わった中国は その復讐のために 建国100年にあたる2049年を目標に
政治・経済・軍事の面で米国を超える世界の覇権国家となり他国を隷属させる」

少なくとも強硬派にはこういう長期計画があり、毛沢東に始まる歴代の政治指導者に助言することで、
建国当初からそれを実施に移していたのだ。つまり、300年前の中国、すなわち世界のGDPの3分の1を占める中国を復活させたいのだ。

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中国の覇権的な精神はここ数年培われたものではなく、毛沢東時代から連綿と受け継がれてきたものである


中国は列強に支配された過去を屈辱と感じ、その借りを返すために、自国が世界の頂点に立つという目標を毛沢東政権時代に既にたてていた。
それを達成するには長い時間がかかるし、そういった野心を他国に察知されると余計な警戒を招き、他国からの協力を得られなくなるので、
歴代の政治家はその野心を隠してきた。つまり、世界中が覇権国家にのし上がろうとする中国に騙されていた。