FMS契約における議会の権限は、政府による議会通告後30日以内に拒否できる権利だよ。
政府が議会に通告を行うということは、武器輸出管理法による審査を経て米政府が認可したてことになる。
議会が通告後30日以内に拒否権を発動しなかったならば、そのFMS案件は自動的に認められる。
F-35の場合、米政府がLMと契約して調達し然るべき手数料を上乗せした上で韓国に売却する。

F-35導入に係り韓国が求めるオフセット契約はこれとは別。
KF-X用の技術移転を含むオフセット契約の交渉相手は米政府ではなくLMということになる。
ただし技術移転に関しては米政府の許可が必要で、その範囲の交渉を米韓政府間で行っているということ。
現段階では議会云々は関係ないでしょ。