>>314
>状況と戦略の違うアメリカの本土爆撃

(八) 広島市及び長崎市が当時地上兵力による占領の企図に対して抵抗していた都市でないことは、
公知の事実である。また両市とも空襲に対して高射砲など で防衛され、軍事施設があつたからといつて、
敵の占領の危険が迫つていない都市である以上、防守都市に該当しないことは、既に述べたところ
から明かであ る。さらに両市に軍隊、軍事施設、軍需工場等いわゆる軍事目標があつたにせよ、
広島市には約三三万人の一般市民が、長崎市には約二七万人の一般市民がその 住居を構えていたことは
明らかである。従つて、原子爆弾による爆撃が仮に軍事目標のみをその攻撃の目的としたとしても、
原子爆弾の巨大な破壊力から盲目爆 撃と同様な結果を生ずるものである以上、広島、長崎両市に対する
原子爆弾による爆撃は、無防守都市に対する無差別爆撃として、当時の国際法からみて、
違法 な戦闘行為であると解するのが相当である。
http://www.geocities.jp/bluemilesjp/genbaku.html