当時の日本軍はまだ相当の航空戦力を残してはいたが、その大半は
本土決戦に備え、九州、関東に展開していた

北海道方面はというと副次も副次の扱いで、第一総軍ではなく第五方面軍が
独自に防衛せよと、ほとんどほったらかし状態である
広大な北海道を守る航空兵力は第一飛行師団1個のみ、それも南方に引き抜かれた補充もろくになく主力は当然一式戦
これでいったいどうせよというのか、というのが第五方面軍司令官の気持ではなかっただろうか