>>75
短距離空対空ミサイルの中には、大きい翼を持つとかスラスト噴射するとかで、
小回り旋回できる短距離空対空ミサイルがあるのは事実だ。
しかし、ステルス機に搭載可能な中距離ミサイルはウェポンベイ収納から
翼が小さく、また、スラスト噴射機能も持たないので小回り旋回できない。

尚、(高速加速用の)通常のミサイル燃料が残存していれば、小回り旋回が
できなく、少し振り回されても高加速で追尾できる。しかし、ラムジェット
推進は航続距離が長いが加速性能が通常のミサイルより劣るので振り回され
れば、それきりである。ただし、最終追尾を通常ミサイル燃料に切り替える
MBDA「ミーティア」は1回だけの振り回し機動回避なら対応できるかも
しれないが2回以上の機動回避には対応できないだろう。