一般的に大砲が無かったとされる日本側だけど、大口径・超銃身の大鉄砲ならかなり在ったんだよ。
因みに中国・朝鮮側では、同口径のでも大砲と呼んでいた……より原始的で、威力が低かったにも関わらず。
そんで、こうした大鉄砲は、日本だと城攻めや海戦で使われてたし、実際に充分な射程と威力があった。

俺が知る限り、毛利家だけでも20丁の大鉄砲を運び、その内5丁は現存している。
最大の物は2mを超え、口径も20mmあったから、サイズや威力、運用方法から、後世の対物ライフルに相当した。
李舜臣が撃たれたのも、こうした対物ライフルによる船体破壊攻撃が、たまたま人に当たったものではないかな?

現在でもよく聞く話しだし。