>>251
>朝鮮半島の38度線も解決できない無能なGHQごときが、台湾の帰属先を指定できる権限があるのか?

 世界秩序は、戦争の結果の一定の道義的政治的解釈に立脚している。欧州では、1990年代にその解釈が疑問に付され、
ファシズムとコミュニズムの同義性を意味する「二つの占領」という東欧の考え方が、ますます大きな役割を演じはじめた。
旧世界(旧大陸)においてこのプロセスは強まっており、それは、グローバルな機構へ影響を及ぼさずにはいない。
 昨年より、ロシアと反ロシア諸国は、異なる観点から、戦後の世界秩序を乱しているとしてとくに激しく非難し合っている。
 ロシアは、西側はヤルタ・ポツダム体制の土台である国益の範囲の相互の考慮および均衡のルールを蔑ろにした、
と考えている。欧州および米国では、ヤルタの講和はもはやほとんど罵りの対象であり、ロシアは1945年以来初の武力
による領土の拡大の先例を創り出した、と繰り返し述べられている。

共通の歴史認識の崩壊   2015年9月2日 フョードル・ルキヤノフ
http://jp.rbth.com/opinion/2015/09/02/394013