蒋介石が中共政権の国連加盟を認め、台湾の領有だけの国家としては残存の選択肢はあったし、
国連に加盟していなかった中共はそれを妨害のしようもなかった。
アメリカや日本はその道をとるように説得したが、蒋介石は台湾の分断の固定化になる、と危惧したのか、
敢えて国連を脱退した。台湾が独立するくらいなら中共に呑み込まれてしまえ、という思いもあったのだろう。
中華民国は国連から追放されたのではなく、自らの意思で脱退した。