①ミッドウェー海戦で敗北した後、連合国に降伏、ハルノート受諾
・大陸からの完全撤退
・フィリピン、インドネシア、シンガポール（南シナ半島）などからの撤退
　→軍事費は削減され、国内生産力、国内需要は高まるので経済は好転する
・満州国は上手くすれば政権は残る、最悪、日本国内に亡命政権を作ることになる
・マリアナ諸島、トラック、パラオ、台湾がアメリカの管轄地となる可能性がある

②返す刀で枢軸国側に宣戦布告
・WW2で実際にイタリアがこれを行った
・連合国側として参戦することで、戦後賠償のほどんどがチャラになる

③生き残った空母２隻を中核とした連合艦隊を英軍支援のためインド洋経由で中東に派遣
・目的は戦後のシーレーンの確保と紅海かペルシャ湾のどこかに日本軍が使用できる軍港の建設

中国政策はこのまま黙っていても国民党と共産党が分裂し抗争を始めるんで静観しててもよし、
むしろそれを助長してあげましょう。うまく立ち回れば満州国の復活の目もある。
対アジア政策も同じく黙っていれば独立闘争の嵐となるので静観するもよしだが、
戦後立ち上がる国際連合において日本は「同じアジア人」として独立を支援する立場を取るのがベスト。
政治的にも経済的にも支援してあげましょう。

問題点
①連合国に降伏するのを良しとしない軍強硬派がクーデターを起こす可能性が高い
②戦前、大日本帝国憲法下での悪癖がそのまま残る
・軍隊は文民統制ができないのでまた肥大化し軍国主義化する恐れがある
・当然、徴兵制もそのまま残る。陸軍、海軍のセクト争いも激化する
・政治腐敗やマスコミ腐敗もそのまま残る
・大地主、大財閥もそのまま残るので長期的視野から見れば経済的に悪影響を及ぼすし、格差はより一層広がる
　→結果、現在の日本のような経済発展はかなり難しい
・言論の自由、表現の自由など今の日本よりかなり規制されることが予想される
③長期的に、米国、ソ連の２国を仮想敵国としなければならず、外交的、軍事的、経済的、精神的な負担はかなり大きなものとなる

考えてみたんだけど、やっぱあれか…中途半端に負けないで、徹底的に負けといて良かったのか